実年齢と腸年齢
良い天気なのに「体が冷える」とか、特に手を抜いてる訳でもないのに「肌が荒れる」と
いった症状は「年のせい」だからとあきらめてしまっていませんか?実はその不調は、同
じ年齢でも「腸の年齢」の問題かも知れません。
腸は、全身の免疫システムの7割を受け持っているため、腸内環境が悪くなると「便秘」
「冷え」「肌荒れ」など、多くの女性が悩むさまざまなトラブルの原因になっていること
がよくあります。
もちろん、腸も年齢とともに老化はしますが、その老化は実年齢と同じという訳ではなく、
若い人でも便秘や下痢を繰り返している場合は「腸が老けている」ことも多く、ご年配の
人でも「腸年齢が若く」健康的な生活をしている人もたくさんいます。
つまり、腸年齢は実年齢と関係なく「老化」しますが、逆に、しっかりケアすれば「何歳
からでも若返えらせる」ことも可能ということなのです。
では、腸の老化とはどういうことなのかと言えば、腸内に棲息する細菌は1000種類以
上、その数1000兆個とも言われ、全身の免疫細胞の約7割が集中していて、全身の健
康をコントロールしているのですが、その機能が正常に働いているかどうかで決まります。

腸は、体に良いものは吸収し、有害なものは排除して健康を保っているのですが、腸内細
菌の割合が「善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割」に保たれているときが正常に機能
している状態で、そのバランスが崩れて悪玉菌が増えると、腸年齢が上がり、免疫機能が
低下し、全身にさまざまなトラブルを引き起こすことになるのです。
そんななかでも、最もわかりやすい腸内環境の状態を知る手がかりが「便秘」ということ
なのですが、日本人女性の約半数は便秘と言われていますので、冷え症、肌荒れ、アレル
ギーなどのトラブルを抱えている人は、個々の症状より「腸内環境」を整え、腸年齢の若
返りを考えてみるのが意外にトラブル解消の近道かも知れません。
肌は腸内を写す鏡
一般的にあまり知られていませんが、「肌の老化は腸年齢で決まる」のです。つまり、腸
年齢が老けている人は「肌トラブル」が多く、腸年齢が若い人は肌ツヤが良く「美肌」と
いうことになります。なので、肌荒れ、吹き出物、アレルギー性皮膚炎などで悩んでいて
薬や化粧品をいくら塗っても効果がない人は、便秘の症状から改善してみるのが有効な方
法と言えるかも知れません。
便秘と並んで日本人女性に多い悩みが「冷え性」ですが、実はこれも腸年齢の高い人は冷
えやすいと言われています。つまり、腸内環境が悪いと便秘になり、便秘になると代謝や
血行が悪くなり、冷えの原因になるということなんですね、
では、腸年齢を若返えらせるにはどうしたらいいのかということですが、それほど難しい
ことではありません。まずは、「間食をせず、3食きちんと食べること」です。要は、排
便のサイクルを乱さない習慣をつけるということなんですね。
次に、ヨーグルトや善玉菌サプリメントなどで、「乳酸菌やビフィズス菌」を補充するこ
とです。年齢とともに減少する腸内細菌、特に善玉菌を増やすことが大切です。ヨーグル
トの好きな人なら問題ないですが、苦手な人には、食べ忘れを防いだり費用の面からもサ
プリメントが良いかも知れません。

最後に、ウォ―キングや日常生活でできるだけ歩く機会を増やし、1日10000歩を目
標に歩くことで「腸腰筋」を鍛え、腸の働きを良くすることです。
また、ストレスや不規則な生活習慣などで自律神経を乱すようなことを慎むことなども、
腸年齢を若返えらせる基本的な方法になります。
こんな簡単なことで、腸年齢の若返りが実現可能なら、やってみても絶対に損にならない
ですよね。マイナス10歳をめざして、ぜひ頑張ってみて下さい。
