1.低音障害型感音難聴の原因とは
低音障害型感音難聴とは、低い周波数の音だけが聞こえにくくなる病気です。一般的な症
状としては、耳に水が入ったような感じで周辺の音や自分の声が響くように聞こえたり、
ゴーッという低い音の耳鳴りがしたりします。

原因としては、睡眠不足やストレス、慢性疲労、風邪などであることが多いことから、比
較的若い人に多い病気とされていましたが、近年では中高年の人にも増えていると言われ
ています。
具体的には、内耳(蝸牛)のリンパ液と血液の流れが悪くなることで起こります。リンパ
液の流れが悪くなると、内耳がリンパ液でむくんだ状態になり、そのむくみにより聞こえ
にくくなります。血液の流れが悪くなると、内耳の音を聞く細胞の働きが悪くなることで
聞こえにくくなります。リンパの流れが悪くなる場合は、睡眠不足、ストレス、慢性疲労
によることが多く、血流が悪くなる場合は、動脈硬化、低血圧、体力の低下などが関係し
ていることが多いとされています。
よく似た症状が現れる病気に突発性難聴がよく知られていますが、突発性難聴は低音域以
外の音も聞こえにくくなります。低音障害型感音難聴の場合は低音域のみの聴力低下が顕
著に現れる点が違います。特徴として、20~40代の女性に多く、片耳にのみ現れ、治
ってから数年後にメニエール病を発症する可能性もあります。というか、低音障害型感音
難聴そのものが、めまいを伴わないメニエール病という位置づけにあります。
治療は、主にステロイド薬やビタミン薬、血流改善薬などが中心で、聴力が正常範囲まで
回復した時点が治療終了となります。そのため、治療終了後にも耳鳴りや耳閉感が残るこ
とも少なくありませんが、それ以上の治療はなく経過観察ということになります。
2.低音障害型感音難聴の再発予防
低音障害型感音難聴は、多くの場合、聴力の改善が見られても自閉塞感や耳鳴りなどの不
快な症状が残ります。ただ、治療法としてはこれ以上はありませんので、治療終了となり
ますが、症状は継続中であるということですので、治療が終わったからと安心するのでは
なく、自身で注意深く経過を観察しながら、症状が悪くならないように、また少しでも改
善するように努力を続けていく必要があります。

まずは、ストレスフリーを目指しましょう。そして、日常生活のリズムを整え、寝不足に
ならないように注意しましょう。また、血流の改善にはウォーキングなどの軽い運動もお
すすめです。要は、低音障害型感音難聴の原因になりやすいとされているところを改善し
ていくことが大切なのです。
とで試してみても良いかも知れません。初期の段階なら数週間で改善が見られる可能性が
高いといった話もよく聞きますので、一定の効果が期待できる人が多いのかも知れません。
結論として、この種の病気は、生活習慣の改善、ストレスの解消、適度な運動で血流の改
善、などを通して自律神経を正常に保つといった「ゆとり生活」が基本になります。