肺炎とは細菌やウイルスが原因で肺に炎症が起きている状態

肺炎とは細菌やウイルスが原因で肺に炎症が起きている状態

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1.肺炎の原因と症状

私たちが呼吸をすると、鼻から空気が入り、喉、気管、気管支を通って肺(肺胞)に入り
ます。ここで体内を巡って運ばれてきた二酸化炭素と新鮮な酸素が交換されて、体内にと
り込まれて行きます。ただ、呼吸で入って来る空気には、細菌やウイルスなどの病原体も
含まれていて、鼻毛・喉の粘膜などで捕えきれなかった小さな粒子も、気管支の線毛など
によって排除される(免疫作用)ようになっています。

このようにして病原体を排除しようとして免疫が闘っているときは、普通は咳や熱が出る
といった症状が現れますが、年齢や持病、ストレスなどで免疫が低下しているときは病原
体が肺胞まで入り込み炎症を起こします。これが肺炎です。

症状はさまざまですが、発熱・咳・膿性痰などが主な症状です。ただ、炎症が肺から胸膜
まで広がると胸痛を生じることもあります。重症化すると、呼吸困難や意識が悪くなるこ
ともあります。また、病原体によっては、腹痛や下痢、筋肉痛など、肺炎とは関連性のな
いような症状が現れたり、高齢者では肺炎というより、食欲低下や倦怠感など他の不調を
想像させるような症状が出たりすることもあります。

風邪の症状に加えて、38℃以上の高熱が1週間以上続いた場合は肺炎の可能性が高くな
りますが、高齢者の場合は熱が出ないこともあります。そして、肺炎の特徴は激しい咳で、
痰をともなわない乾いた咳が長く続くことが多いとされていますが、たまに黄色や緑色の
痰をともなう湿った咳が出ることもあります。

また、肺炎は病原体によって、細菌性肺炎(肺炎球菌、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球
菌などの細菌)、非定型肺炎(マイコプラズマ、クラミドフィラなどの微生物)、ウイル
ス性肺炎(インフルエンザウイルス、麻疹ウイルス、水痘ウイルスなどのウイルス)に分
類されています。他にも、高齢者に多いのが誤嚥性肺炎で、飲み込む運動がうまくできな
くなって、食物や唾液が気管に入ってしまうことで起きる肺炎です。

2.肺炎の治療と予防

肺炎と言われれば、何か恐ろしい病気のような気がする人も多いかも知れませんが、症状
が軽いようなら、薬を服用しながら安静にして、自宅療養でも改善が可能です。しかし、
重症化していれば、入院したり、通院しながら治療を受ける必要があります。

そこで、肺炎の重症とはどのような症状を目安に考えれば良いのかということになります
が、意識がもうろうとしている、動かなくても息苦しい、高熱が5日以上続く、65歳以
上の高齢、喘息や肺気腫、肺がんなどの病気が肺にある、ことなどを参考にして下さい。

肺炎リスクは年齢が上がるごとに高くなります。つまり、肺炎にかかりやすく、重症化し
やすくなるのです。そして、その基準となる年齢が65歳と言われています。実際のとこ
ろ、肺炎で亡くなられた人の約98%が65歳以上となっています。

そして、日本人の場合の最も多い病原菌は「肺炎球菌」と言われています。肺炎球菌の感
染経路は主に「飛沫感染」ですが、特に小児の鼻や喉に多く存在していて、小児から成人
へと広がっていくことが多いと言われています。

肺炎の予防法としては、日頃から、うがい、手洗い、マスクの着用など、風邪対策をしっ
かり行い、咳をしている子供にはあまり接近しないように注意することです。さらに、規
則正しい生活、栄養バランスのとれた食事、適度な運動などで免疫を高めるようにするこ
とが大切です。

また、高齢者の誤嚥性肺炎の予防には嚥下機能をトレーニングする用品もありますので、
肺炎だけではなく誤嚥予防にも重宝するかも知れません。