健康管理は社会人の第一条件
「健康管理も仕事のうち」とどこかで聞いたことはあるでしょうか？社会人に
なると自身の「健康管理」ができるかどうかで、その人の将来は大きく変わっ
てきます。
体調を崩して会社を休んだり、仕事に集中して能力を発揮することができなか
ったら、それだけでもう一人前の評価がされなくなってしまいます。なので、
健康を維持することは社会人としての第一条件ということになります。
若い頃は多少の無理をしても問題ないと思っていても、その甘い健康管理のツ
ケは将来の問題として現れてきます。
気が付けば肥満気味になっていたり、酒やタバコがやめられなかったりで、健
康診断のたびに悪い所が指摘されることが多くなり、やがて生活習慣病を発症
したりというのが一般的な健康状態の変化です。
「なんとか働ける」という最低限の健康維持ではなく、年を重ねても自分で納
得のできる仕事ができるような健康管理を若い頃から目指すことが、社会人と
して一流であるための条件なのです。
以前は「多少の不調でも無理をして仕事優先」という風潮がありましたが、現
在はさすがに自己主張が認められるようになっています。しかし、逆に、少し
の不調ぐらいで仕事を休んでいると、自分で自分の評価を下げることになり、
結果として「多少の無理をしても出勤する」ということになります。
ところが、この体調不良で仕事をしていることが、自然と仕事の能率を低下さ
せ、仕事に成果が求められる時代の働き方に適していないと判断されてしまう
ことになります。つまり、欠勤による生産性の低下より、出勤して体調不良で
低下する労働損失の方が大きいと判断されるのです。
今後はますます「会社にいることが働いていること」から「仕事の成果を出す
ことが働いていること」という考え方にシフトしていく中で、健康管理が何よ
りも重要なファクターになってくるということを知れば、将来を見据えた健康
管理をする必要があると思いませんか？
健康管理は身近なところから
健康管理というと、いろいろな施設で運動したり、あれこれサプリメントの類
を探し求めたりする人が多いですが、もっと身近なところからでも十分始める
ことができます。
勤勉という日本人の国民性を表す言葉がありますが、これは「健康を二の次に
しても働く」ことを意味し、長時間労働や夜おそくまで会社にいることを評価
するという、日本独特の企業風土です。
そのように強制力で働かされる人の犠牲を少なくするための対策として、政府
は最近「働き方改革」という法律を制定することにしました。
そのような時代だからこそ、自身の健康管理を充実させるチャンスでもあると
言えますし、させなければいけない時代が来ているとも言えます。
あなたの健康管理は「まずは禁煙です」、自分だけでなく周囲の人にも迷惑を
かけているタバコは、値上げのたびに禁煙する人が増えている状況で、それで
もまだやめられない人は、健康管理の以前の問題として失格です。
次に、リフレッシュを兼ねて、わずかな時間でも軽い運動をしましょう。仕事
のできる人ほど上手に時間を見つけて体を動かすと言われていますので、ぜひ
その仲間入りをして下さい。
そして、健康管理の基本は「十分な睡眠」「バランスの良い食事」「ストレス
の発散」「定期検診を受ける」ことです。
サプリメントなどを利用するなら、ここのところです。バランスの良い食事と
いうのが意外に難しいのが働く人の宿命ですので、手軽に栄養を補える「青汁」
などを利用するのが効果的です。
もちろん他にもいろいろありますが、最も良く知られていて、実績もあること
から、会社で飲んでいても「健康のため」というイメージが強いので、始めや
すく続けやすいメリットがあります。変な錠剤を飲んでいると妙に病人ぽく見
えて続けにくいですよね。（笑）
会社が社員の負担を減らす「働き方改革」が完成すると、次は社員自身が「業
務管理能力」を求められるときが必ずきます。そのときこそが「健康管理も仕
事のうち」という言葉を誰もが実感するときです。
今から着々と準備を進めておきましょう。
