二日酔いの原因
二日酔いの原因はと言うと、それはまちがいなく「飲みすぎ」です。肝臓の処
理能力を超えて酒を飲むと、翌日までアルコールが残って、頭痛や胃痛、吐き
気などの症状があり、不快な時間を過ごさなければなりません。
それだけではなく、二日酔いで車を運転していれば飲酒運転になる可能性も高
いので、十分注意しなければなりません。
ときどき「お酒のチャンポン」は悪酔いするとかいう人がいますが、それはお
酒の種類が変わると味が変わって飲みやすくなることと、飲んだ量がわかりに
くくなって、酒量がついつい増えてしまうことが原因で、結局は「飲みすぎ」
による悪酔いということです。
アルコールの血中濃度により、酔いの状態を表すと、血中濃度0.02~0.04%を
「爽快期」といって、おおよその酒量は、ビールなら中びん1本、日本酒なら
1合、ウイスキーならシングル2杯程度、陽気になり皮膚が赤くなる程度です。
血中濃度0.05~0.10%が「ほろ酔い期」で、ビール中びん1~2本、日本酒1
~2合、ウイスキーシングル3杯程度です。手の動きが活発になり理性が失わ
れ、脈が速くなるレベルです。
もちろん個人差がありますので、一概には言えませんが、二日酔いにならない
レベルの飲酒の量は、この「ほろ酔い期」までが一応の目安です。
体重60kg~70kgの人で、ビール中びん1本分のアルコールを分解する
のに要する時間が約4時間と言われていますので、併せて覚えておきましょう。
二日酔いを防ぐには
一応の目安としてのアルコールの摂取量は「ほろ酔い期」までが二日酔いにな
りにくいとされていますが、まずは自分の「適量」を知っておくことです。
その日の体調と自分の適量の範囲内で、飲み過ぎないようにすることが二日酔
いを予防する一番の方法です。
次に、酔いがまわらないからと食べながら飲むことを敬遠する人も多いですが、
逆に考えれば、それが二日酔いを防ぐ方法でもあるのです。
空っぽの胃にお酒が入ると、アルコールが急速に吸収されますので、チーズな
ど胃に膜を作ってアルコールの吸収を抑える働きのあるものをつまみながら飲
むと、飲酒の速度も遅くなりますし、吸収も遅くなります。
大豆製品や肉類を食べると、肝臓機能を高め、アルコールの処理能力を高める
ことになります。
そして、二日酔いを引き起こす原因の1つに水分不足がありますので、水分を
忘れずに補給しておくことです。
それでも、ついつい深酒になってしまうのが酒の席ですよね。(笑)
そんなときのためにと用意した「ウコン」や「肝臓エキスドリンク」なども、
事前に飲んでこそ意味のあるものなので、もはや手遅れ?という経験もあるか
も知れませんね。
私は、飲み過ぎに気づいてからでも間に合うという「アスラックス」というサ
プリメントを持ち歩いています。
ビール会社が作った「後のみOK」というより「後のみ推奨」といいますから、
ついつい飲み過ぎてしまったということが多い私にはピッタリなんですね。
しかも、オレンジ味のゼリータイプなので、いかにも二日酔い予防の薬を飲ん
でいるという感じもなく、ごく自然に飲めてしまいます。
お酒の誘惑にハマりやすい人には、超おすすめですよ。