1.ストレートネックの原因と症状
近年、ストレートネックという言葉を良く聞くようになりました。スマホ首とも言われる
ように、その原因はスマホの見過ぎであることが多いですが、ストレートネックという症
状は昔からあります。
パソコンやスマホが登場するまでは、ストレートネックの原因になるのは「姿勢の悪さ」
「事故」「椎間板変性」などが主なものでしたが、20年ほど前にスマホが登場して以来、
ストレートネックの症状を訴える人が急増するようになりました。

本来、私たちの首の骨は、前弯角度30~40度に曲がっているのが普通ですが、前述の
ような原因で、この生理的な湾曲がなくなって、真っすぐになってしまっている状態のこ
とをストレートネックと言います。
ストレートネックになっていても、必ずしも症状が出るという訳でもありませんが、よく
ある症状として、頭痛・肩こり・首が痛く動かない・めまい・手のしびれ・吐き気・逆流
性食道炎・寝違いなどがあります。
ストレートネックになったことで首の負担が増えて、筋肉が緊張したり、神経を圧迫した
りすることで起きる症状が中心です。
現在の自分のストレートネックを知るには、壁に背を向けて立ち、かかと・おしり・肩甲
骨・後頭部の順番で壁につけたときに、後頭部が壁につくかどうかで判断できます。壁と
後頭部の間に隙間があればストレートネックになっている可能性があります。
2.ストレートネックのセルフケア
ストレートネックはセルフケアでも改善できる可能性はありますが、すでに日常生活に支
障が出るほどの強い症状(首や肩のコリ・痛み)頭痛、神経症状などが現れている場合は、
下手に自分で矯正しようとせず、整形外科などの医療機関を受診しましょう。
まだ、それほどひどい状態(症状)でない場合は、とりあえずは改善のためのセルフケア
をしてみることで改善が期待できることがあります。
セルフケアの方法は、そのまま予防にもなりますので、今、現在は特にストレートネック
の症状がなくても、覚えて実践することをおすすめします。特に、デスクワーク中心でパ
ソコンと向き合う時間の長い人や、スマホなしの生活は考えられないと感じているような
人にはおすすめです。

まずは、パソコンやスマホ使用時には、頭を前に突き出した姿勢を避けることを意識しま
しょう。そして、立っているときも、座っているときも、良い姿勢を心がけましょう。立
っているときは、耳・肩・腰・くるぶしが一直線になるように意識し、座っているときは
90度を保つことを意識しましょう。立っているときも、座っているときも、骨盤を立て
ることを意識すると良い姿勢になります。
枕も首の負担が少なく感じるものを使用しましょう。個人差はあると思いますが、基本は
立っているときの首の形や頭の位置と大きく違わないようにすることです。
他にも、背筋を伸ばして猫背を改善するストレッチ、首の筋肉をほぐす体操、首や肩を温
めて血流を良くするなど、各自で工夫してみましょう。
すので、首や肩のコリに悩まされている人には良いかも知れません。