血圧の低い人が注意すべきは入浴時の失神・めまい・転倒など

血圧の低い人が注意すべきは入浴時の失神・めまい・転倒など

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1.急に倒れる原因

満員電車や集会などで立っているときに、急に倒れてしまう人をときどき見かけますが、
そのような状態になる原因の1つに低血圧があります。もちろんそれだけが原因ではあり
ませんが、低血圧で日常的に疲れやすい、耳鳴り、肩こり、息切れなどを経験している人
は要注意と言えるかも知れません。

血圧が低い原因としては、心臓病などの病気が関係していることもありますが、もともと
低血圧を自覚していて、健康診断などでも特に病気を指摘されていないようなら、それは
本能性低血圧と呼ばれるものです。原因は体質によるもので、細身で虚弱体質の若い女性
に多いと言われています。

             

急に立ち上がったときなど、血圧が一気に下がることで、目の前が真っ暗になり倒れてし
まうというのがよくある症状で、起立性低血圧と言います。急な動きに体がうまく対応で
きなかったために起こりますが、これが入浴中に起きると大きな事故につながることが多
いのです。もちろん、どこで起きても問題ですが、入浴中は血管が膨張して低血圧の人は
より低血圧になりやすく、急に湯船から立ち上がったときなどに起こりやすいと言われて
います。狭い風呂場では、どのように倒れても無事では済みませんので注意が必要です。

低血圧とは、一般的に最高血圧が100mmHg以下の場合とされていますが、特に仕事で
疲れていたり、耳鳴り、肩こりなどの症状が現れているときには、それ以下であることも
多いようですので、低血圧の人は、入浴前には血圧を測る習慣をつけておきましょう。

2.低血圧の改善法

遺伝的な体質によるところが多いと言われる本能性低血圧で、自覚症状もなく、急にひっ
くり返るというのでは、何とも対策の立てようもありませんが、ある意味、高血圧で悩ん
でいる人から見れば羨ましいような話かも知れません。

だからと言って、低血圧者にもそれなりの問題がありますので喜んでいられる訳ではあり
ませんが、低血圧で倒れたくないと思うなら、最低限やるべき対策としては、まずは毎日
軽い運動をすることです。

              

起立性低血圧は、足にたまった血液が心臓に戻りにくいことが一因です。そしてその大き
な原因とされているのが足の筋肉の弱さです。なので、毎日ウォーキングやストレッチな
ど軽い運動をすることで、少しずつでも足の筋肉を強化するようにします。

また、低血圧の人は急な体の変化に弱い傾向がありますので、座っているとき、寝ている
とき、湯船に浸かっているときなどから、立ち上がるようなときは30秒程度の時間をか
けて、ゆっくり立ち上がるようにしましょう。

食事は、たまねぎ、生姜、ニンニクなど、高血圧の人と同じく血液の流れを良くするもの
を増やし、その上、食塩も多めで良いのです。ともかく、低血圧の人はしっかり食べるよ
うにしましょう。女性の場合は、1日3食しっかり食べるだけで低血圧が改善したという
ことも少なくありませんので、ダイエットなど、あまり意味のないことは控えて、食生活
を安定させるようにしましょう。

そして、西洋医学の苦手分野は東洋医学の得意分野だったりします。病院へ行っても、低
血圧を改善する処方は無いに等しいようなものですが、漢方薬にはズバリ低血圧や貧血の
ための薬があるのです。個人的には試してみても良いかなと思います。


 

 

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