閉塞性動脈硬化症の原因と初期症状・予防方法

閉塞性動脈硬化症の原因と初期症状・予防方法

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1.閉塞性動脈硬化症の原因と初期症状

閉塞性動脈硬化症とは、主に下肢の動脈硬化が進行して、動脈が詰まったり、狭くなるこ
とで、さまざまな症状が現れる病気のことです。食生活の欧米化にともない、近年は増加
傾向にあると言われていますが、一般的には、高齢男性に多いと言われていて、生活習慣
病・喫煙などが危険因子とされています。

動脈硬化症はどこにでも起きますが、手や足に起きる場合を閉塞性動脈硬化症と言います。
下肢に動脈硬化が起きると、下肢が冷たく感じたり、歩くとふくらはぎのあたりが痛くな
り、歩けなくなりますが、しばらく休むとまた歩けるようになる間欠性跛行の症状が見ら
れます。ただ、この間欠性跛行の症状は腰部脊柱管狭窄症によっても現れる症状です。い
ずれにしても、そのような症状が現れた場合は、できるだけ早目に循環器系内科や血管外
科を受診するようにして下さい。閉塞性動脈硬化症と腰部脊柱管狭窄症は検査によって見
分けることができます。

進行すると、痛みなく歩行できる距離が短くなる、安静時にも痛みが続く(安静時疼痛)
ようになり、やがて足の指の傷が治りにくくなったり、潰瘍や壊死(重症虚血肢)が生じ
るようになります。

ただ、閉塞性動脈硬化症の進行速度は緩やかで、閉塞性動脈硬化症と診断されても、約8
割の人は5年後もそのままであることが多く、実際に安静時疼痛や壊死して足の切断に至
るケースは1割未満と言われていますが、それでも確かに可能性はあります。特に、糖尿
病や喫煙などのリスクファクターが多い人は、進行も早く、より可能性が高くなりますの
で注意が必要です。

2.閉塞性動脈硬化症の進行と予防方法

閉塞性動脈硬化症と言えば、その特徴的な症状である間欠性跛行や足切断などといった怖
い言葉が並びますが、実際のところは、そのような症状が出る人は30%程度と言われて
います。つまり、約70%の人は、無症状であったり、ちょっとした違和感があるといっ
た感じで、典型的な症状とされているような症状が現れないことが多いのです。そのよう
な中でも、比較的自覚しやすいサインとされているのが「冷え」です。これまで手足に冷
えを感じることがなかった人が、急に冷えを感じて、軽いしびれのようなものを感じたと
きには、一応、閉塞性動脈硬化症を疑ってみる必要があります。

症状の進行が遅いからといって、何もしないで放置すれば、確実に足を切断しなければな
らなくなる人もいますので、足の違和感が続いているような場合には、一度は閉塞性動脈
硬化症の検査を受けることをおすすめします。無症状のまま進行しているケースも少なく
ありません。

閉塞性動脈硬化症を予防するには、まずは動脈硬化のリスク要因とされている、糖尿病・
高血圧・脂質異常などの生活習慣病を治療して、喫煙者は禁煙の決断をすることです。

次に、ウォーキングなど、足を動かす運動をすることです。また、足が冷えると血管が収
縮して血行が悪くなりますので、入浴や衣類の工夫で脚が冷えないように注意しましょう。
そして、運動後には水分補給をすることも習慣化しましょう。

あと、食事は野菜や魚を増やし、油物や肉料理は控えることを心がけましょう。

さらに、大切なことは、閉塞性動脈硬化症の進行は緩やかでも、他の血管にも動脈硬化が
起きている可能性が高く、心筋梗塞や脳卒中、脳梗塞のリスクも高くなっているというこ
とですので、閉塞性動脈硬化症と診断されたら、単に手や脚だけの病気と考えないで、早
目に医療機関で検査を受けるようにして下さい。