ヘルペスはウイルス性の感染症、予防は免疫機能の維持・強化

ヘルペスはウイルス性の感染症、予防は免疫機能の維持・強化

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1.ヘルペスの原因と症状

ヘルペスの語源はギリシャ語の「這う」という言葉で、拡大していく病気のことを意味し
ていたようですが、やがて水疱を生じる病気の意味になり、現在では「単純疱疹」「帯状
疱疹」を指す言葉として使われています。

初めて単純ヘルペスウイルス(HSV)に感染することを「初感染」と言い、再度感染し
た場合を「再感染」と言います。ヘルペスウイルスには顔や唇に感染する1型と下半身に
感染する2型があり、症状としては小さな水ぶくれできて、ウイルスに直接触れることで
感染が拡大して行きます。その代表的な病気が「口唇ヘルペス」や「性器ヘルペス」です。

口唇ヘルペス(1型)は、口や口の周りに小さな水ぶくれができて、ピリピリ、チクチク
した痛みがありますが、このときが非常に強いウイルスが存在しているとされています。
感染後、5日前後の潜伏期を経て水ぶくれなどの症状が出てきます。

性器ヘルペス(2型)は、性器やその周辺に水ぶくれができて、性行為により感染が広が
って行きます。初感染の場合は、熱が出たり、脚の付け根のリンパ腺が腫れたりすること
が多いですが、再感染の場合は比較的軽症となるようです。

帯状疱疹ウイルス(VZV)は、初めて感染したときを「水痘」と言い、2回目以降の感
染を「帯状疱疹」と呼びます。水痘は「水ぼうそう」という名前でよく知られていますが、
子供の頃に感染しやすく、全身に症状が現れます。帯状疱疹は高齢者に多く、強い痛みの
ある水ぶくれが体の半分だけに出ます。帯状疱疹に直接触れた場合、帯状疱疹がうつるの
ではなく、水痘として発症することになります。

皮疹が出て1週間ぐらいは病変部の悪化が見られますが、2週間ぐらいでかさぶたとなり、
回復に向かいます。水痘は回復後もウイルスが体内に残り続け、免疫が低下したときなど
に発症した場合が帯状疱疹となります。

2.ヘルペスの治療と予防

ヘルペスの治療はケースバイケースで、眼の周囲まで発疹が広がるとか、ただれが激しく
二次感染の危険性があるような場合は、このような記事を読むより先に病院で治療を受け
ていると思いますので、ここでは一般的な症状についてのお話です。

まず、過去に1型に感染したことがある人は、抗体を持っているため、2型にも感染しに
くく、感染しても軽症で済むことが多いとされています。また、単純ヘルペスの初感染は
子供の頃は軽い症状で治まりますが、大人になって初めて感染すると症状が重くなる傾向
にあります。

一般的なヘルペスの症状は、約2週間で快方に向かいますので、気にならない人は放置で
も問題ない訳ですが、アシクロビルなどの塗り薬で対処することが多いようです。

それよりも注意することは、食器やタオル、皮膚と皮膚の接触、飛沫などによって、家族
や親密な人などに感染させないように注意することです。

再感染予防としては、過労やストレスを避け、休息や睡眠をしっかりとり、栄養バランス
の良い食事などに気を配り、免疫の維持・強化に努めることです。

ヘルペスウイルスは、症状が治まった後でも、一部は知覚神経節の神経細胞の核内で遺伝
子という形で潜伏します。それが、過労やストレス、睡眠不足などで免疫が低下するよう
なことがきっかけになって再活性化することで再発するのです。なので、ヘルペスの症状
が発症するのも、おおむね前回と同じ場所ということになります。

性器ヘルペスの場合、相対的に男性の症状が軽い傾向にあり、男性が自覚症状のないまま
パートナーの女性が感染して、激しい初感染の症状が出ることで女性の不貞行為を疑うと
いう悲劇を招く可能性もありますので、思いやりを持って接するようにして下さい。