1.ドライアイになりやすい人
ドライアイとは、目が乾燥することによりさまざまな症状を引き起こされる病気のことで
す。目の表面を守る涙の量や成分が低下することで起こりますが、その要因の主なものは
生活習慣にあると言われています。

なかでも、コンタクトレンズを使用している人、パソコンやスマホのモニターを見る時間
が長い人、長時間の運転を続ける人はドライアイになりやすいと言われています。更に、
エアコンなどの使用で乾燥した室内で過ごしている人も多くなります。
他にも、加齢による目や涙腺の機能の低下、薬品の副作用などもドライアイの原因になり
やすいと言われています。
ドライアイの症状としては、目が疲れやすい、目が乾いた感じがする、目が重い、充血し
やすい、目が痛い、目がかゆい、目がかすむ、眩しいといったことが一般的なものですの
で、この種の違和感・不快感を自覚したときにはドライアイを疑ってみる必要があります。
近年はパソコンやスマホ、ゲームの普及で、大人だけではなく子供にもドライアイの症状
が増えていると言われていますが、ドライアイは目が乾くだけではなく、角膜に傷が生じ
ることもありますので、何らかの対策を考える必要があります。角膜には傷を自己修正で
きる機能もそなわっていますが、その修復にも涙が必須条件になっているのです。
スマホやパソコン画面を見ていて、目がショボショボしてきたり、目をあけているのが辛
いと感じるようなときは、ドライアイのサインですので、そこでいったん作業を中断して
目を休ませることが大切です。
2.ドライアイの予防・改善法
日頃からドライアイと思えるような症状を自覚している人は、今すぐ改善するための対策
を考えましょう。最初にやるべきことは「まばたきを増やす」ことです。上と下のまぶた
がしっかり閉じるようなまばたきの回数を増やすようにしましょう。特に、パソコンやス
マホ使用中はまばたきの回数が極端に減っているため、意識的にまばたきをするようにし
なければなりません。また、30分に一度とか1時間に一度といった時間を定めて休憩す
るというのもおすすめです。

また、日常的にパソコンやスマホを長時間使用している人は、目の潤いを保ち、目を守る
成分の配合された防腐剤の入っていない目薬を常備しておくのも良い方法です。
高齢者の場合は、目の機能の老化に加え、さまざまな薬品(降圧剤など)を服用している
人が多いため、ドライアイになる確率が高くなります。ただ、若い人のようにパソコンや
スマホに夢中になることも少なくなりますので、目薬をさしたり、十分に目をやすめたり
することで予防するようにしましょう。目が疲れたときには、目薬以外にもホットタオル
で目の周辺を温めたり、エアコンの風が直接当たらないように調整したりしながら、上手
に目を休めるようにして下さい。
目が乾きにくい生活を実践していても効果がなかったり、さらに悪化するような場合は、
専門的な治療が必要なこともありますので、放置しないで医療機関(眼科)を受診するこ
とも検討しましょう。