１．生活習慣の見直し

体重が増える、中性脂肪や血糖値が気になる、健康診断の結果が思
わしくないということになると、まずは生活習慣の見直しと言われ
るのですが、さてその生活習慣という抽象的なものをどのように改
善するのかということが問題になります。
 
「バランスの良い食事」「適度な運動」誰でも知っていることです
が、ほとんど実践できてないというのが本当のところではないでし
ょうか？
 

 
ところで、この生活習慣の見直しという言葉は、たいていの場合が
肥満をはじめとする生活習慣病の予防・改善のために使われるので
すが、目的がそういうことなら、何も難しい理屈を並べる必要もな
く、食後に上がる中性脂肪や血糖値を抑えることでいいのではない
かと私は思うのです。
 
もちろん、もっと深刻な状況にある場合は、そのような悠長なこと
を言っている場合ではなく、医療機関で治療を受けることになると
思いますので、要するに、まだそれほどひどくないけど、近い将来
確実にどこかが悪くなるリスクが非常に高いという状態の人に対し
ての助言ということなんですね。
 
なので、「適度な運動と食事バランス」vs「いろいろな理由で無理」
となり、そのまま放置されているケースがとても多いのです。
 
しかし、やがては健康に悪影響を及ぼすことも、ほとんどの人が知
っているので、できることから始めてみるということでいいのでは
ないかと思います。
 
　　　　　
 
肥満・中性脂肪・血糖値対策に、お茶を変えてみることをおすすめ
したいと思います。
 

２．難消化性デキストリン

難消化性デキストリンという言葉は聞いたことがあるでしょうか？
 
便秘改善薬かと思われた方も多いかも知れませんが、確かに水溶性
食物繊維で便秘の改善に役立つことは判明していますが、逆に下痢
気味の人が摂取すると、腸内ビフィズス菌などの善玉菌を増やし、
腸内環境を整えることで下痢も改善するといった作用があるのです。
 
そして、ここからが本題ですが、難消化性デキストリンは、食後の
血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌を穏やかにします。
 

 
このことは、もうご存知かと思いますが、中性脂肪の上昇を防ぐこ
とになり肥満や糖尿病を防ぐことにつながります。
 
内臓脂肪や皮下脂肪、コレステロールといったものが低減すること
で、高脂血症、糖尿病、高血圧症といった生活習慣病のリスクを下
げることに直結している訳です。
 
さらに、ミネラルの吸収を促進する働きもあると言われていて、実
は、この難消化性デキストリンを摂取し続けるだけで、いわゆる健
康診断で評価を悪くしているほとんどの数値が改善されることにな
ったという私の経験があります。
 
もちろん、今も続けているので、それ以降悪くなったことはないの
ですが、その経験に基づいて、今、もしメタボ検診や生活習慣病で
悩んでおられるなら、皆さんに自信をもっておすすめしたいのが毎
日飲む「お茶」を変えてみるということです。
 
　　　　
 
「発酵つばき茶」という難消化性デキストリン入りのお茶を飲むだ
けで、もちろんすべての人とは言えませんが、かなりの人がその効
果を実感できると思います。
 
特に難しいことをする訳でもなく、ただお茶を変えるだけなので、
誰にでも簡単にできる方法ですし、治療薬のように悪いところがな
い人が飲んでも別に害があるというものでもありません。
 
むしろ、生活習慣病などの予防として、今は何も症状がなくても積
極的に飲むべきかと思います。
 
家族に生活習慣病対策、肥満解消という人がいるなら、まずはお茶
を変えるという生活習慣の改善から始めてみて下さい。