目やにが出る原因とセルフケアの方法、役に立つ目薬の選び方

目やにが出る原因とセルフケアの方法、役に立つ目薬の選び方

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1.目やにが出る原因

目やにの原因には2つの種類があります。朝起きたときに、目頭や目尻に付着している目
やには、代謝活動による老廃物で身体の正常な活動による産物(老廃物)ですので、特に
気にする必要はありません。ただ、高齢者の場合は、鼻孔に通じる涙小管や鼻涙管が狭く
なり、本来は涙によって鼻腔内に排出される老廃物の排出が阻害されて、濃縮された状態
で目頭などに溜まりやすくなることが目やにの原因です。この場合は、眼から鼻へ涙が流
れやすくなるように、ドライアイや疲れ目用の目薬(抗菌成分などを含まないもの)を1
日に数回さしてみると良いかも知れません。

           

もう1つの目やには眼の炎症反応による目やにです。原因はウイルスや細菌性で、その代
表が細菌による結膜炎です。白眼や瞼の裏側が充血して黄緑色の目やにがでます。ウイル
ス性結膜炎の代表は流行性角結膜炎で、結膜炎と角膜炎が同時に発症する感染力の非常に
強い疾患です。目やには白色でネバネバとした糸を引いたような感じで、発症直後から出
始め、夜間の睡眠中でも大量に出るため、翌朝は固まった目やにで目が開けられないよう
な状態になることもあります。

ウイルス性の結膜炎は、自己判断で完治できる種類の病気ではありませんので、できるだ
け早く眼科を受診し、医師の指示に従って治療することが大切です。また、自宅でも家族
に感染しないように、タオルや洗濯物を別にしたりして、厳重な感染対策が必要です。

2.目やにの対処方法

代謝活動による目やには、特に何もする必要はありませんが、高齢者で目やにが多くて困
るという場合は、普通の涙に近い成分の抗菌剤の含まない目薬をさすようにすることで改
善が期待できるかも知れません。

細菌性の結膜炎の場合は、原因菌としてはいろいろありますが、いずれの場合も比較的短
期間で治りますので、市販の抗菌剤入りの目薬でも対応することができます。炎症が細菌
によるものかウイルスによるものかは、目やにの色でもわかりますが、ウイルス性の場合
は症状も激しいので、いつもと違うと感じたらできるだけ早く眼科医へ行きましょう。

             

花粉症などのアレルギーによる目やにもありますが、この場合は目やにというより涙のよ
うにサラサラとした水状の目やにで、目やにと自覚していない人も多いかも知れません。

一般的には、代謝活動による目やに、細菌・ウイルス感染による炎症反応による目やにの
2種類ですが、近年は日常生活上の問題でも目やにが出ることがあると言われています。

まずは、コンタクトレンズの装用により、付着した汚れによる反応で出る目やにです。し
っかり手入れをするか、使い捨てレンズなどに変更することも考えてみましょう。

次に、エアコンなどで空気が乾燥していたり、パソコンなどの長時間使用によるドライア
イで、目を保護するために涙の分泌が盛んになるため、老廃物も増えて目やにが溜まりや
すくなります。空調を適度な状態に設定したり、ディスプレイなどの見すぎには注意する
ようにしましょう。

普通は、ウイルス性の炎症反応による目やに以外は、セルフケアで何とか対処できますが、
ひととおり試してみても改善されず、気になる場合は眼科医に相談してみることも考えて
みましょう。


 

 

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