免疫機能の強化は体内に蓄積した不要物質のデトックスから

免疫機能の強化は体内に蓄積した不要物質のデトックスから

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1.解毒のすすめ

一時期流行ったデトックスという言葉が、最近再びよく見られるようになりました。医学
的には「デトックス」という言葉は正しくないと指摘される医師もいますが、それはそれ
として、免疫力と同じく、例え医学的には正しくなくても、その意味が伝われば良いのか
なと思いますので、ここでは敢えてデトックスということで進めて行きます。

最初に解毒としてデトックスという言葉が使われて、一大ブームとなったのが2005年
頃だったと思いますが、それまでの健康法で主力だった赤ワインや青魚による血液サラサ
ラなど、何かを体に加えることによる解毒から、週末断食やプチ断食などの言葉とともに
登場したデトックスは、従来のものと大きくちがっていた点が、体に何かを加えるのでは
なく、体から不要な物質を取り除くという引き算の原理であったことも新鮮でブームを盛
り上げることなりました。

しかし、デトックスと称するいずれの方法も、その裏付けとなる科学的根拠(エビデンス)
が少なすぎたため、自然に消滅してしまうことになりました。ところが、その後、腸内環
境とデトックス作用、断食・少食とカロリー調整、などのエビデンスが次々現れてきて、
現在では、例えば、腸のデトックス(不要な重金属などの物質や老廃物を排出)は、全身
の健康維持に深く関係していることが実証されるほどに豊富なエビデンスが現れてきたこ
とで、再び脚光を浴びることになったのです。

           

もっとも、エビデンスの有無はともかく、日本では江戸時代から「腹八分目」やワサビ・
生姜・サンショウなどを食べると「解毒作用」があるなどといった言葉が、貝原益軒の養
生訓にも記されていましたが、現在では、腸の有用菌の働きがエネルギー代謝の調整に関
係していたり、免疫にかかわる細胞を刺激して必要な物質を作っていることもわかってき
ています。

2.免疫の強化法

最初に書いたように、免疫力というものは医学的には存在しませんが、何となく意味が伝
わりやすいことから、最近は医師でも使うことが増えてきました。で、その免疫力を強化
するにはどうすると良いかということですが、それは腸内環境を整えることです。

不要な物質を排出するための中心的な臓器だからです。

腸を健康にする方法はいろいろありますが、まずは日本の代表的なスーパーフードと言わ
れる納豆を食べましょう。苦手な人はサプリメントでもかまいません。ただし、血栓症で
処方されるワーファリンを服用している人は(ビタミンkを除去した)サプリメントのみ
にしましょう。納豆に限らずビタミンKが含まれる食品の摂取はやめましょう。

もちろん、納豆で注目度の高い成分はキナーゼですが、ともすればテレビなどの誇大広告
でその効果を疑う人も少なくありませんでしたが、ごく最近の研究では抗血栓効果が現実
のものとなりつつあります。体に不要な物質とは、農薬・食品添加物・重金属・薬品の摂
取物などさまざまなものがありますが、そのような物質の摂取量が多い人ほど腸内環境が
良くない傾向にありますので、できるだけ早く取り除く必要があります。

それが、免疫とどう関係するのかと言われそうですが、毒素や老廃物をデトックスする最
大の経路が「排便」で、約75%の体内の毒素が排泄されているのです。つまり、体調を
悪くする要因を取り除く最強の方法が健康な腸内環境を維持することと深くかかわってい
て、さらに免疫細胞の約7割が腸に存在していると言われているのです。

           

免疫力と言うとピンときませんが、免疫とは体内に入った細菌やウイルスなどを攻撃して
体を守る防御システムのことで、その主力的な役割を果たしているのが白血球を中心とし
た免疫細胞です。さまざまな種類の免疫細胞が連係して成り立っていて、その免疫細胞の
約7割が集中する腸こそが最大の免疫器官なのです。なので、健康な腸が維持できれば、
そのまま免疫機能の強化につながるとされているのです。



 

 

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