自律神経失調症の治し方は、まず心のバランスを整えること!

自律神経失調症の治し方は、まず心のバランスを整えること!

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1.そもそも自律神経失調症とは?

自律神経とは、人間の生命活動を維持するため自動的に働いている
神経で、呼吸や血液の循環、消化・吸収・排泄などの機能を自分の
意思とかかわりなく調整する働きをするものです。

例えば、私達が興奮すると、交感神経が血管を収縮して心拍数や血
圧を上げようとしますが、その一方で副交感神経は血管を拡張させ
ることで心拍数や血圧を下げようとします。



つまり、交感神経と副交感神経は互いに、車の「アクセル」と「ブ
レーキ」のような働きをすることで、体の機能をバランスよく調整
しているのですが、この2つの神経のことを自律神経と言うのです。

アクセルだけを踏めば車は暴走し、ブレーキだけを踏めば車は止ま
ってしまいますが、そのアクセルとブレーキが適正に調整されてい
る時は順調に走ります。

しかし、何らかの事情で、その調整幅にブレが生じると、車は快適
に走らなくなってしまいますが、そのような状態を自律神経失調症
といいます。



そして、そのブレ幅が大きいほど、症状も重くなってしまうのです。

また、その守備範囲も全身に及びますので、脳神経から皮膚、循環
器、心の病に至るまで、ほとんどの病気の始まりは、ここがスター
ト地点と言えるかも知れません。

では、その自律神経失調症は何が原因なのかというと、生活のスタ
イルが自然のリズムと合わなくなっている時に現れる症状ですので、
個々の症状を検査しても原因がわからないのは当然で、自律神経失
調症と診断されたときは、今、出ている症状の改善より、生活全体
の改善から始めるようにしないと問題は解決できません。

2.自律神経失調症の治し方

医師の診断を受けても「自律神経失調症」ですと言われ、せいぜい
精神安定剤の類のものを処方される程度です。

   

これは、子供の登校拒否反応のようなもので、学校に行きたくない
という思いが強すぎるために心のバランスが崩れ、腹痛や吐き気と
いった症状が出ても、病院へ行けばどこも悪くなく、すっかり元気
な状態にもどっているといった具合です。

よく似た症状に、嫁ぎ先では朝から頭痛やめまいで耐えきれないか
らと実家にもどるとウソのように元気になるとか、新幹線や飛行機
など途中下車できないものに乗ると不安になって急に冷や汗が出て
息苦しくなっても、各駅停車の電車なら大丈夫とかいう感じですね。

一度このような体験をしてしまうと、またそうなるのではないかと
思う不安心理が更に自律神経のブレ幅を大きくしてしまうことにも
なり、それが長期にわたると、本当の病気になってしまうのです。

そこで心の安定を目指すために精神安定剤などが処方される訳です
が、その精神の不安定さは健康の不安定さの現れでもありますので、
単に精神だけ安定させようとしても、それは酒で不安を取り除こう
とするのと同じで、根本的な解決には無理があります。

   

私の経験から、自律神経失調症を克服する方法は、まず生活習慣を
改めて、できるだけ自然のリズムで生活することと、不安心理を生
んでいる健康の安定化を目指すことだと思います。



 

 

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