疲労回復しない原因
健康な状態なら、疲れたとしても一晩寝れば疲れが取れて回復する一時的なものなのです
が、睡眠や休息をとっても回復しない場合は、体調や生活習慣に問題があったり、精神的
な問題を抱えていたり、心身に何らかの異常が起きているというサインなのです。
その原因とは、仕事などに没頭したあとの倦怠感のような、筋肉疲労・眼精疲労など、比
較的軽症なものから、同じような疲労が脳に起きているような複雑なものまであります。

他にも、ストレスや運動不足など、生活習慣の乱れによる疲労や病気が原因で回復しない
場合などさまざまですが、いずれの場合も私たちに「体の異常と休息の必要性」を示して
くれていると考えなければなりません。そのままの状態を続けていると、病気を引き起こ
す原因になることも少なくありません。疲労は仕方ないとしても、それが普通に回復しな
い場合は、早目に対策を考える必要があります。
特に、筋肉疲労や眼精疲労など、原因も対処法も比較的シンプルな場合はそれほどでもあ
りませんが、精神疲労のような無気力・無関心・神経過敏・不安感などの症状が現れてい
るような場合は、早急に医師のカウンセリングなどを受けて精神疲労の原因を取り除く必
要があります。
疲労回復のセルフケア
病気や重い精神的な疲労以外なら自分で疲労回復をすることも十分可能ですので、症状に
より以下の方法で回復に取り組んでみて下さい。
まずは、何と言っても「疲労には休息」が一番です。そのための最も一般的な方法が「良
質な睡眠」です。全身の新陳代謝も脳細胞の休息も疲労回復も、すべて睡眠中に実行され
る自然のメカニズムですので、十分な睡眠を確保できていないなら、ここを見直すだけで
もかなり違ってきます。
次に、特に精神的な疲労を感じている人におすすめしたいのが「瞑想」です。ただ、ここ
で注意しなければならないことは、「瞑想とはこうしなければならない」といった方法論
にばかり目が向くことです。瞑想の目的は「思考の解放」であって、そのための方法にこ
だわることは思考に縛られることを意味し、本末転倒ということになってしまいます。
もっとも一般的な瞑想の方法は「呼吸」です。ゆっくりと深く呼吸することで、脳の酸欠
を解消し、体中の二酸化炭素を吐き出し、良いエネルギーを回復することです。ただ呼吸
方法を変えるだけでも大きな違いを感じることができるはずです。

そして、もう1つ大切な方法として「姿勢」があります。エネルギーの流れを潤滑にする
には悪い姿勢では流れが滞ってしまいます。座禅をしている人は皆さん良い姿勢をしてい
ますよね。椅子に座ったままでもかまいませんが、正しい姿勢をとることです。
いつ、どこで、何回と言うものでもありませんが、最低でも「就寝前に15分間程度」を
1日に1度は行うようにしてみて下さい。
また、簡単にとり入れることのできるリラックス法としては、アロマオイルなどの「香り」
や、森林浴などのフィトンチッド効果、疲労回復に欠かせないビタミン・ミネラルを含む
食品をバランスよく摂る、軽めの有酸素運動、ゆったりとした入浴なども効果的とされて
います。
疲労回復には休養・栄養・運動の3つに注意することが大切で、運動は、とりあえず歩ける
ところは極力歩くように心掛ける、不足しがちなビタミンやミネラルはサプリメントなどで
補うといったことから始めてみるのがおすすめです。
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