体内に蓄積する重金属の排出方法は便・尿・汗のフル活用で

体内に蓄積する重金属の排出方法は便・尿・汗のフル活用で

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1.重金属のデトックス

美容や健康でデトックスという言葉をよく目にしますが、重金属のデトックスという話は
あまり見かけません。しかし、戦後の復興期には、工業の発展が最優先で行なわれた結果、
水銀などの重金属による汚染についてはそれほど重要視されていませんでした。そのため、
過去には水俣病など私たちの神経系に障害を与えるような問題も起きました。

現在は、かなりの規制強化はされていますが、それでも日本は汚染大国という見方もあり
ます。それは、工業関係で排出される重金属などの規制は強化されたものの、食料品や医
薬品、飲料水など、生活に密接している部分での規制が緩和されているようなところもあ
るからです。つまり、飲料水や食料品に含まれる多くの防腐剤や農薬、化学薬品などは、
近年どんどん緩和傾向にあるのです。

重金属など、体に有害な物質が入ってくると、私たちの体はそれを排除して自身を守ろう
とします。そのために現れる症状が、発熱や頭痛、発疹などで、体が自ら解毒しようとし
ているためです。最近ではよく耳にするのが、ワクチン接種による副反応というものです
が、これも同じような原理によるものです。

         

ただ、自身の処理能力を超えた汚染物質が蓄積してくると、やがては病気という形で現れ
てきます。そのような状況になる前に、汚染物質を取り除こう(排出)とするのがデトッ
クスです。

とは言っても、重金属や蓄積された毒素を排出する手段は、自然のデトックスと別のこと
をする訳ではありません。デトックス能力を高める支援をするというのが正しいのです。

私たちの体のデトックス経路は、便75%、尿20%、汗3%、爪1%、毛髪1%となっ
ていて、腸で吸収された毒素は肝臓で処理され、血液によってこれらの方法で排出されて
います。

現在デトックスと呼ばれている方法は、それらの働きをサポートする手段ということで、
例えば腸内環境を整えるというのも、腸が正常に機能するようにして、毒素や未消化の食
べ物が肝臓に入って、臓器の負担を増やさないようにすることで、より解毒処理が進むこ
とを期待している訳です。

2.重金属を排出する方法

重金属と言うと、何か、銅や鉛といった大きな金属を想像するかも知れませんが、物質が
重金属(アルカリ金属以外のほとんど)に分類されているだけで、目に見えないごく小さ
な物質です。なので、普通は水や食品、空気に含まれていてもそれとは分かりません。そ
の代表がPM2.5(2.5マイクロメートル以下の粒子) で、誰にも見ることのできない
小さな物質ですが、多くの重金属が含まれています。

そこで、重金属をデトックスする方法ですが、まずは、私たちの細胞の中に存在する抗酸
化物質の中心になるグルタチオンを活性化させることです。そのためにはビタミンCなど
の有効成分が必要ですが、手っ取り早くグルタチオンを構成する主要成分システインペプ
チド
を摂取するという方法がおすすめです。

       

次に、便が出る、尿が出る、汗が出るという環境作りです。まずは水分を十分に摂ること
ですが、ここでも水道水ではなく、天然水などできるだけ添加物の少ない良質の水を飲む
ようにしましょう。

そして、運動をして、腹・腸・腰筋を鍛え、汗をかくようにすることで、便秘解消にもな
りますし、汗そのものもデトックスの1つになっているのです。

デトックスと言えば、美容と勘違いしている人も多いですが、実は重金属のデトックスこ
そが本命で、重金属のデトックスがスムーズに出来れば、美容にも健康にも良い効果が得
られるようになります。すでに体内に入り込んでどうすることもできないと悩んでいる皆
さんにおすすめしたいのが、グルタチオンによる重金属デトックス方法です。体に不要な
毒は、1日も早く追い出すようにして下さい。


 

 

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