１．ファスティングとダイエット

ファスティングというとダイエットと考える人が多いようですが、
実は、ファスティング本来の目的はダイエットではなく、ファステ
ィングの結果にダイエット効果もあるということなのです。
 
つまり、ファスティングとは体内に蓄積された人体に良くない影響
を与える「毒素」を排出して、内臓をはじめ体の機能をリセットす
るのが本来の目的で、そのためには通常の食生活を大きく制約する
必要があるため、結果ダイエット効果もあるということなのです。
 
　　　　
 
しかし、「逆も真なり」で、ダイエットを目指そうと思っておられ
る人は、たいていが過食や運動不足などで、脂肪だけではなく、食
品添加物や有害物質もたくさん蓄積しており、やせる目的で始めた
ファスティングの結果、臓器を休ませ、血液を浄化し、毒素を排出
し、腸内環境を整え、免疫力を高め、劇的に健康な体になるという
ことも稀ではありません。
 
そして、ファスティングの結果はどうなるのかというと、体重が減
った、アレルギーが改善した、便秘が治った、肌が美しくなった、
味覚が良くなった、血圧が下がった等々、目に見えてその成果が現
れるので、やりがいのあるダイエットということになります。
 
なので、最初の取り組みは、体調不良を改善する目的でも、ダイエ
ット目的でも、どちらでも特に問題はありません。
 
要は、正しいファスティングを通して、正しい結果を導き出せば、
どちらの目的も叶います。
 
　　　　　　
 
なぜそうなるかというと、ファスティングとは、体を飢餓状態に置
くということで、それは臓器を休ませ、血液中の不要物を減少させ、
体のフィルターと言われる肝臓を美しくし、腸内も美しくし、毒物
を排泄するという、いわば体内をリカバリーするようなものなので、
味覚や免疫力、肌細胞など、これまで少しずつ異常を蓄積していた
機能が正常にもどるということなのです。
 
更に、ここでファスティング中に起こるケトン体によるエネルギー
回路を使う習慣を身に着けておけば、糖尿病やガンなどの治療が必
要な時にも役立つことになります。
 
ケトン体回路とは、私達が日常生活しているのが炭水化物（糖質）
などによるブドウ糖をエネルギー源としているのですが、飢餓状態
になって４８時間後には、体内の脂肪を分解して出来たケトン体を
エネルギー源とするようになるのです。
 
　　　　
 
実は、ブドウ糖を唯一のエネルギーとしているのが、「脳細胞」と
「ガン細胞」で、ケトン体をエネルギーにした生活ではガン細胞の
成長が止まることになります。
 
ところが、脳細胞はケトン体も受け入れることができるので、頭脳
が朦朧となることはありません。
 
これが、ケトン体回路が「長生きスイッチ」と言われる理由です。
 
そして、この「生命の危機状態」がある程度続くと、遺伝子にも組
み込まれて、ケトン体がなくなっても「スイチがオン」になったま
まの状態で生活することになり、細胞はケトン体を活用しようとし
ます。その結果として「太りにくい体質」になるということなんで
すね。
 

２．ダイエットを超えたダイエット

ファスティングとは、単純にサプリメントなどで、脂肪を燃やして
やせるといった方法ではなく、体質改善から遺伝子まで書き換えて
しまうという、すごいダイエットにつながるんです。
 
しかし、だからと言って、よく見かける「ファスティングダイエッ
ト」というような、スムージーや酵素ドリンクなどを飲んで何も食
べなければいいというような単純なものではありません。
 
　　
 
ファスティングのプログラムに従って行うことはもちろんですが、
ファスティングを始める前と終えたあとの前後食まで、しっかりと
プログラミングされているものでなければ、その効果はかなり低く
なってしまいます。
 
というより、体に悪い影響が出たり、ダイエットならリバウンドし
てよけいに太るということも起こり得るのです。
 
なので、気休めのダイエットとしてやる向きには、何でも同じです
が、もし本気でダイエットや体調不良の改善のためにファスティン
グをやろうとするなら、ＥＦＳＣ社団法人「酵素ファスティング研
究委員会」が推薦する「ファストザイム」をおすすめします。
 
　　
 
もうすでに、いろいろな有名メディアでも紹介されていますので、
名前はご存知の人も多いかも知れませんが、本気で成功させたいな
ら、「ファスティング+前後食+おやつ」までセットされた本格的な
ファスティングを実行して下さい。