アトピー性皮膚炎の知っておきたい症状と対処法

アトピー性皮膚炎の知っておきたい症状と対処法

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アトピー性皮膚炎の特徴

一般的に考えられているアトピー性皮膚炎の原因とは、皮膚のバリア機能が低下して、肌
が乾燥したところに「ダニ」や「ほこり」などのアレルゲンが侵入したり、精神的なスト
レスや体調不良などの環境要因によって起きるといったことですが、それ以外にもまだ解
明されていないことも多いのです。

ただ、アトピー性皮膚炎ならではの特徴もあり、「湿疹」「かゆみ」「くりかえす」とい
う症状が見られます。

また、湿疹と言っても「赤みのある湿疹」「ぶつぶつとした湿疹」「ジクジクとした湿疹」
「しこりのようなゴツゴツとした湿疹」などがあり、掻くことで悪化します。

そして、アトピーの湿疹はできやすい場所にも特徴があって、「顔」「耳」「首まわり」
の他、「腋の下」「ひじ」「ももの付け根」「ひざ」などに多く見られる傾向にあります。

           

更に、アトピー性皮膚炎は、乳幼児期に発症し、成長すると治っていくという性質のもの
ですが、年齢によって症状に変化も見られます。つまり、乳幼児期には「頭や顔」、幼児
期には「体や下肢」、思春期からは「顔・胸・背中など上半身」に湿疹が目立つようにな
りますが、特に関節部分に多く見られます。

いずれにしても、その根底にあるのが「バリア機能の低下」による「肌の乾燥」なので、
アトピー性皮膚炎の予防は、「保湿」と「清潔」を心掛けることにあります。

アトピー性皮膚炎の対処法

アトピー性皮膚炎になったら「掻かない」のが基本ですが、経験された人ならご存知のよ
うに、気持ちだけでは抑えきれない「かゆみ」に襲われますので、寝て起きたらすでに傷
だらけということもよくあります。

しかし、それでも出来るだけのことはしなければなりません。例えば、かゆい時には患部
を冷やしてかゆみを和らげたり、寝室の温度を一定にしたり、爪を短く切ることで、かゆ
みや肌の状態を悪化させないようにすることなど、掻かないで済むような工夫をすること
から始めることです。

それは、皮膚炎を直接悪化させないこともありますが、ストレスによる悪化を防ぐことに
もつながります。あまり知られていませんが、ストレスやイライラ、不安といったことも
アトピー性皮膚炎を悪化させる原因になると言われていますので、皮膚炎そのものがスト
レスにならないようにしなければなりません。

          

症状がひどいときには、皮膚科でステロイド系の炎症を鎮める作用のある薬が処方されま
すが、それは悪いことではなく、掻くことで起こる負のスパイラルに陥らないためにも必
要な措置です。とは言っても、ステロイド系の薬品に頼っても、一時的な症状の改善には
なりますが、根本的な皮膚炎の改善にはなりません。

なので、症状がひどいときには沈静化させるための薬品を使うと同時に、スキンケアや原
因を根本的に取り除くことが正しい取り組み方です。まちがってもステロイド系の薬品の
みで改善するなどと思わないことです。

だからと言って、怪しげなサプリメントなども問題ですが、そのような時こそ昔から定評
のある「漢方薬」を使ってみることをおすすめします。原因が特定できれば西洋医学が効
果的ですが、原因のハッキリしない体質改善には漢方処方というのは古くから有名ですし、
自然生薬中心ですので副作用の心配もほとんどなく、試してみる価値は十分にあると思い
ます。



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