五十肩(肩関節周囲炎)の原因と症状に合わせた対処の仕方

五十肩(肩関節周囲炎)の原因と症状に合わせた対処の仕方

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1.五十肩の原因とは

五十肩とは、肩の痛みや可動域に制限を引き起こす疾患のことを言いますが、一般的には
40代~50代の頃に多く発生することから五十肩とか四十肩とか呼ばれています。正し
くは肩関節周囲炎と言い、発生する年代の違いだけで、四十肩も五十肩も同じです。

五十肩の主な原因はまだ解明されていませんが、主なものは加齢で、加齢による組織(筋
肉・腱・靭帯・関節包など)の変性や使い過ぎに、他の要因なども加わることで発症する
とされています。五十肩になったとしても、それが直接生命に影響するようなことはあり
ませんが、服の着脱をはじめ日常生活のあらゆる場面での基本的な動作が難しくなります。

五十肩の特徴的な症状としては、夜寝ているときに肩が痛む、腕を上げるのが困難、日常
の動作で肩に痛みや違和感がある、腕を後ろに回しにくい、痛みが1カ月以上続く、とい
ったものがあります。症状や痛みの感じ方には個人差もありますが、腕を上げると痛みが
出て、肩の高さ(90度以上)まで上がらない、肩を動かすと電気が走るような痛みがあ
る、安静時にも痛みがあり、我慢できないような場合は五十肩である可能性が高いので、
早めに整形外科を受診することをおすすめします。

最初のうちは、肩に違和感があると無理に動かそうとする人が多いですが、これは炎症を
悪化させることにつながりますので、五十肩かなと思ったら安静にすることです。同じ理
由で、マッサージなどを受けることも良くありません。

五十肩の場合は、放置しておけば自然に治るという人もいますが、肩関節の可動域が制限
されたまま固まってしまう(凍結肩)になってしまうこともありますので、できれば適切
な治療を受けるようにしましょう。

2.五十肩の対処方法

五十肩の症状としては、肩の痛みと可動域の制限が中心です。ある日、突然、肩に強い痛
みが現れます。腕を少し動かしただけでも激痛が走るような感じで、寝ているときにも強
い痛みが出るような状態が続くことで、自然と肩を動かさなくなってしまいます。これが
五十肩の始まりです。痛みは数か月続くことが多く、鎮痛剤やステロイド治療などが必要
になることもあります。

何となく経過を見るしか仕方ないような時間が続きますが、五十肩とは肩まわりの炎症や
血行不良、神経の圧迫によるところが多いので、まだ病院へ行くほどでもないという段階
では市販薬で対応してみるというのも1つの方法です。

やがて痛みが軽減して、いわゆる急性期に続く慢性期に入りますが、痛みは少なくなるも
のの、手を上げる動作や日常生活に必要な動作には制限がかかったままの状態ですので、
ストレッチなどを通して少しずつ肩の動きを回復させるようにします。但し、やり過ぎは
逆効果になりますので注意しましょう。よく知られている五十肩の運動としては、アイロ
ンをゆっくり振るアイロン体操やタオルを胸の高さに持って、左右に回すタオル体操など
があります。理学療法士などの指導を受けていない人は、少しでも肩を動かす方法として
取り入れてみても良いかも知れません。

2~3カ月の慢性期を経て、肩の可動域にも回復の兆しが見えるようになると回復期にな
ります。とは言っても、ここからが結構長引く人もいて、1年以上かかることも少なくあ
りませんし、以前と比べて多少納得できないところがあっても、日常生活に特に問題がな
いと判断したところで良しとする人も多いようです。いずれにしても、肩周辺の血行を良
くしたり、軽い体操などを通して、肩の柔軟性や筋力を維持するための努力は継続したい
ところです。