1.脳の老化とは
年齢を重ねることで私たちの脳は老化していきますが、その影響は記憶力の低下や注意力
の減退として現れてきます。それは、脳が神経細胞のネットワークから得た情報を処理し
て、記憶や学習、感情などをコントロ―ルしていて、加齢とともに、その神経細胞の数や
機能が低下することで、脳の働きも低下するためです。

一般的には、脳の老化が始まる時期は30代後半頃と言われていて、物忘れや集中力の低
下といった症状が現れることもありますが、まだそれほど深刻な問題になることはありま
せん。しかし、60代に入ると、脳の老化が加速する傾向にあり、記憶力や認知機能の低
下を実感することが多くなります。
新しい情報を覚えるのが難しくなったり、最近の出来事を思い出すのが難しくなったり、
問題処理や企画立案に時間がかかるようになったりします。また、注意力や判断力も低下
することで、状況に応じた適切な判断をすることが難しくなったり、新しい環境や変化に
順応するのに時間がかかるようになります。
加齢により、脳内の神経細胞の数が減少し、神経伝達物質の生成が少なくなることで、情
報処理能力が低下し、記憶力も低下して行くためです。
このようにして脳の老化は進んで行きますが、プラス要因として、不規則な食生活、睡眠
不足、運動不足、ストレスなどが加わることで、脳の機能低下を促進させて老化を早める
ことになってしまいます。
とは言っても、本人の心がけ次第では、ある程度は脳の老化を遅らせたり、活性化させる
ことも可能ですので、ここでその方法を習得して、いつまでも若々しい脳を維持できるよ
うにして下さい。
2.脳の老化対策
脳の老化を遅らせ、活性化させるには、脳の神経細胞を刺激して、脳の働きを活発に保つ
ようにすることが大切です。よく知られているところでは、新しい趣味や技術の習得に挑
戦する、読書やパズル、計算問題を解くなど、日常的な知的活動を怠らない、友人や家族
との交流や社会活動などに積極的に参加することなどがあります。
しかし、それ以前の問題として、脳の健康を維持するには、日常生活での規則正しい睡眠
や食生活を中心に生活リズムを整えることが大切です。また、脳への血流を促進すること
も必要で、ストレスの解消も兼ねて、定期的な有酸素運動(ウォーキングなど)がおすす
めの運動とされています。
一般的な脳の老化対策として知られているこれらの方法は、いわゆる「守り」による脳の
老化対策ですが、脳の老化対策としては「攻める」という方法もあります。それは、普段
使っていない領域を刺激することで、脳全体の活性化につなげるというものです。

具体的には、3Dゲームを使った脳トレ(スーパーマリオ64など)は、脳の幅広い領域
を使う空間探査の技術が使われていて、脳トレの新しい手法として注目されています。ま
た、同じく最近の技術で注目されているのが、メタバース(インターネット上に作られた
仮想空間)で、そのなかの自分を通して時間を過ごすことで、脳の新しい領域が活性化さ
れる可能性があるとも言われています。
ですが、私は、ここはサプリメントでも良いのかなと思います。3Dゲームをしながらサ
プリメントで栄養補給をする脳の老化対策というのもアリかなと思うのですが。