「腰痛原因」一覧

脊柱管狭窄症とは、脊髄や神経が通る脊柱管が狭くなることで、内部の脊髄や神経が圧迫され、腰痛や下肢にしびれ、痛みなどの症状が現れる病気です。

腰痛と言えば、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、内臓や脊髄などの病気が関係していることもありますが、もっとも多いのが原因が特定できないタイプの腰痛のようです。

頚椎症の主な原因は加齢で、４０歳頃から少しずつ頚椎にも変形が生じるようになり、やがて脊髄や神経根が圧迫されることで、さまざまな症状が現れるようになります。

椎間板ヘルニアは病気ですので、単純に体の疲れといった種類のものではありませんが、その主な原因は「加齢」や「生活習慣」によるところとされています。

椎間板とは、背骨のつなぎ目でクッションのような役割をしている線維軟骨のことを言います。何らかの原因で飛び出して神経を圧迫することで痛みなどの症状が現れます。

血行不良はすべての病気の原因であるとも言われていますが、腰痛持ちと言われる慢性的に腰痛に悩まされている人にも血行不良が多いといいます。

ギックリ腰も椎間板ヘルニアも、突然腰が激痛に襲われるという症状は同じで、本人も周囲の人も一瞬でどちらと判断できる人は少ないと思いますが、両者の原因は明らかに違います。

原因がはっきりしない腰痛（非特異的腰痛）で悩んでいる人は多くいますが、これは現在の検査技術では、血流などの体の中で起こる僅かな変化を見つけられないだけのことです。

腰痛と言えば、腰椎椎間板ヘルニア（ギックリ腰）や腰部脊柱管狭窄症（老化）などを思い浮かべる人が多いと思いますが、実は腰痛の８割以上は原因不明と言われていて、腰痛症と呼ばれる非特異的腰痛の人が多いのです。

腰痛は病名ではなく体にあらわれる症状についた名前で、長時間にわたり中腰や猫背の姿勢を続けることで、腰や背中の筋肉が緊張し続けたときに起こります。肥満が原因で起こることもありますが、どちらも突き詰めると、運動不足による腰を支える筋力の低下です。

肥満や腰痛になる人は、運動量は減りますが、食事量は減らない場合が多いので、まず最初は食生活の見直しです。そして、筋肉量を増やし、筋力を強化すること、体操やストレッチなどで筋肉の緊張を和らげたり、血流の改善をすることが腰痛の原因を解消することになります。

腰痛の原因は長時間のデスクワークなど腰周辺の筋肉ストレスや精神面のストレス、内臓機能不調、肥満など様々ですが、診察を受けてもその原因が分からないことが多く治療法もありません。ただ共通しているのは「姿勢が悪い」「腰周辺の柔軟性がなく冷えている」ということです。