1.便秘解消と無農薬野菜
便秘解消に野菜が良いという話は、便秘に悩む人なら一度は聞いたことがあると思います
が、それは、水溶性食物線維と不溶性食物繊維の両方を含んでいる食物だからです。そし
て、敢えて「無農薬」としたのは、スーパーなどで売られている野菜ではダメだというこ
とではなく、自然栽培で無農薬の野菜は腸内環境を整えることにも役立つからです。
つまり、野菜は便秘解消に効果的であることは間違いありませんが、さらに腸内細菌にと
っても有難いのが無農薬で栽培された自然野菜ということなのです。

腸内細菌は、食物の消化・吸収を助けるだけではなく、免疫機能を維持したり、ストレス
の緩和に貢献したりすることで、健康な体と心を維持するためには欠かせない存在ですの
で、特に便秘解消限定ではなく、毎日摂取することが推奨されています。
野菜のもつ食物繊維は腸内細菌のエサになりますが、農薬のたっぷり染み込んだ野菜は、
害虫駆除が目的ですので、当然のことながら腸内細菌にとっても好ましくありません。食
物繊維で便秘が解消しても、腸内環境が悪化することで、一時的な便秘の改善にしかなっ
ていないこともよくあります。
日本人の場合、1日の食物繊維の摂取量は25gとされています。ちょっと分かりにくい
かも知れませんが、野菜で言えば約600gということになります。野菜があまり好きで
ない人にはかなり厳しい数字ですが、食物繊維は野菜だけではなく、海藻や果物、芋類、
米などにも含まれていますので、米を玄米にするとか、芋類を多く摂るといった、効率の
良い摂取方法を工夫してみると良いでしょう。
2.効果的な便秘の解消法
野菜が苦手な人は、いろいろ工夫して必要な食物繊維量を摂取するようにすることが望ま
れますが、逆に、野菜の好きな人も注意が必要です。極端な野菜摂取(野菜だけで食事を
済ませるなど)は、腸内環境を悪化させてしまうこともあります。結果、腹痛・腹部膨満
感・下痢・消化不良・発疹・栄養失調などの症状を引き起こす原因なったりします。
また、腸内環境を改善するには野菜だけでは難しいこともあります。その他の腸内環境を
悪化させる要因として、加齢・高脂質食・アルコールの過剰摂取・薬の副作用・運動不足
・ストレス・睡眠不足なども無視できません。なので、加齢は仕方ないにしても、それ以
外のところで思い当たるところがある人は、同時に改めて行くことも大切です。

便秘改善に効果的とされている野菜は、ほうれん草、ごぼう、ニンジン、キャベツです。
ほうれん草は、水溶性と不溶性の両方の食物繊維が豊富に含まれていて、消化を促進する
働きが大きいと言われています。ごぼうは、不溶性食物繊維に富み、腸内環境を整える働
きに貢献します。ニンジンは、水溶性食物繊維が豊富で、便をやわらかくする効果が高い
と言われています。キャベツは、その豊富な食物繊維で腸の働きを活性化することで注目
されていて、生食かジュース仕立てでの摂取がすすめられています。
生食と言えば、やはり無農薬栽培による野菜の方が何となく安心できますよね。少し高価
なところがネックになるかも知れませんが、そおれでも便秘解消サプリメントなどに出費
するよりはずっと意味があるかも知れません。さらに、一度自然栽培の野菜を食べてみる
と、その美味しさや香りの良さに驚かれると思います。
ません。近年はインターネットのお陰で、産地直送の無農薬野菜も売られていますので、
まずは試してみても良いのかなと思います。