変形性頚椎症の原因と症状を改善する方法

変形性頚椎症の原因と症状を改善する方法

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1.変形性頚椎症の原因と症状

変形性頚椎症とは、その名の通り、頚椎(首の骨)が変形して、その中を通る脊髄やその
分岐する神経を圧迫することで、痛みや痺れ、麻痺などの症状が現れる病気です。

主な原因は、加齢により頚椎が変形することですので、老化現象の1つとも言えます。頚
椎と頚椎の間にある「椎間板」が、加齢によりすり減って薄くなることで、骨がズレて、
その中を通る脊髄神経を圧迫することで、さまざまな症状を引き起こします。

一般的な症状としては、肩こりや首の痛み、手足の運動麻痺、手足の感覚障害などですが、
7個の頚椎のうちの上から4番目より上に障害が現れると、呼吸困難になり死に至ること
もあります。

また、加齢による症状と言えば、若い人には無縁と考える人が多いですが、変形性頚椎症
は若い人でも発症することがあります。生まれつき椎間板の組織が脆弱でヘルニアになり
やすい体質であったり、事故や転倒により頸部に強い外圧が加わったりすることなどでも
起こります。近年では、長時間のデスクワークやスマートフォンの長時間使用、姿勢の悪
さなど、頚椎に負担がかかる要因も多くなっているためか、比較的若い世代でも頚椎症を
発症する人が増えていると言われています。

そして、案外盲点になっているのは「まくら」かも知れません。特に50代以降の人で首
に違和感を感じるというような場合は、まずは枕を変えてみると改善されるかも知れませ
ん。枕が高すぎると頭が上がり、首が前傾した状態になりますし、逆に枕が低すぎると、
頭が下がり、顎が突きあがった状態になります。どちらが良いかではなく、どちらも頚椎
に負担のかかる姿勢になるため、適正な高さに調整することが必要です。まくらの高さは
個人差はありますが、5~10cm程度が理想と言われています。また、あまり柔らかい
素材の枕も頭が沈み込んでしまいますので、材質にも注意しましょう。

2.変形性頚椎症とセルフケア

変形性頚椎症の治療の基本は、症状に合わせて消炎鎮痛剤や筋弛緩剤などを使用しての投
薬治療で、症状を抑えながら経過を観察する(保存治療)というものです。それでも改善
が見られないようなら、神経を圧迫している変形部位を取り除く外科的治療を行う場合も
あります。いずれにしても、病院へ行けば良いというものではなく、まずは日常生活のス
タイルを見直して、自分なりにできることをするということが大切になります。

セルフケアと言っても、やみくもにトレーニングやストレッチをすれば良いというもので
はありません。トレーニングやストレッチを組み込むときには、必ず医師や理学療法士の
許可を得て行うようにしましょう。

それよりも、自分でできるケアとしては、同じ姿勢(首に負担のかかる姿勢)を長時間続
けない、症状が悪化するような動きはしない、首を温めたり軽く動かすなどして血流の改
善を促す、ストレスのない状態で十分な睡眠をとる、など、今すぐできることから取り組
んでいくようにしましょう。

変形性頚椎症の主な原因は、加齢による老化現象ですので、高齢になれば、誰にでも起こ
る可能性の高い身体の変化です。治療で大切なことは、骨の変形が今以上にひどくならな
いように工夫しながら、上手に生活していくことです。

デスクワークなどで、どうしても姿勢が悪くなってしまうという人は姿勢矯正用品などを
使って、少しでも首への負担を減らすことを心がけましょう。