1.長引く手荒れの原因
まずは、手荒れの原因は何かと言うと、化学物質や物理的な刺激、乾燥といったものにな
りますが、実はこれらの手荒れの原因は日常生活上にありふれていて、毎日何気なく行動
しているだけで刺激を受けたり、乾燥させてしまっているのです。やがて、それらのダメ
ージが蓄積されてくると「手荒れ」という症状が現れてくることになります。

手が荒れ始めるとハンドクリームなどを塗りたくなりますが、蓄積されたダメージには適
当なハンドクリームを塗るだけではあまり効果は期待できません。自分の手に最もダメー
ジを与えていると思われる要因を見つけ出し、そこに必要とされるものでケアする必要が
あるのです。
手荒れで一番多いのが水仕事をする人で、主婦や美容師、調理師などがそれに該当します
が、特に食器洗い洗剤など石油系合成界面活性剤を使う機会が多い人です。汚れだけでは
なく手を保護する皮脂膜まで洗い落としてしまいますので、洗剤や水の刺激だけではなく
手の水分も失われてします。しかし、失われた皮脂膜が回復するまでには少し時間がかか
りますので、しばらくは無防備な手の状態が続くことになり、結果的に乾燥を引き起こす
ことになるのです。
最近は感染症の影響で、いろいろな施設にはアルコール消毒液が設置されていたり、帰宅
しても熱心に手を洗う人が増えていますが、これも手荒れの原因の1つになっています。
手洗いを否定する気はありませんが、いつも消毒液というのではなく、水だけで済ませら
れるときはそのようにするのも手荒れを予防するポイントの1つです。
2.手荒れを早く治すには
手荒れが治りにくい人によく見られるのが、いつも手が冷えている状態であることです。
皮膚は新陳代謝によって生まれ変わりますので、そのための酸素や栄養を運ぶ血流が悪い
と新陳代謝のサイクルが遅くなってしまいます。できるだけ手の指を動かしたり、マッサ
ージをしたりして血行を良くするようにしましょう。

水や紙製品に触れる機会の多い人は、ゴム手袋や指サックを使って肌を守るようにしまし
ょう。ただし、ビニール手袋は通気性が悪いので長時間使用を避けるようにします。
現在の手荒れの状態によっては一律の対処で出来ないこともあります。手がカサカサして
いる程度ならハンドクリームなどでも大丈夫なことが多いですが、角質が硬化していて肌
がゴワゴワの状態ではクリームでは浸透しにくいため、先に皮膚を柔らかくする必要があ
ります。尿素入りのクリームを使いましょう。また、カサカサ状態でもハンドクリームで
あまり効果が出ないときは、顔に塗るローションやクリームを使ってみるのも有効な方法
です。実は保湿成分が豊富に含まれているという点では、顔用のスキンケア化粧品の方が
ハンドクリームより配合量で勝るのです。
うようになります。できれば皮膚が修復するのを待つのが正しいのですが、仕事柄そうも
言ってられないという人が多いと思います。そのような場合に役に立つのは原因に触れさ
せないスキンプロテクトクリームです。一度塗ると数時間は洗剤や水から手を守り、新陳
代謝で勝手に消えて行くという優れものです。もちろん、手がカサカサという段階からも
使えます。