1.老化対策と食生活
加齢とともに少しずつシミやシワが気になるようになりますが、そんなときに体の老化を
できるだけ遅くし、見た目をなるべく若々しく見せようとするための対策がエイジングケ
アです。その方法としては、エイジングケア用の化粧品であったり、エステ通いであった
り、さまざまなアプローチの仕方が、いろいろなところで紹介されていますが、意外に盲
点になっているのが生活スタイル(特に食生活)です。

老化が進む原因としてよく知られているのは、活性酸素による酸化(サビ)と糖分の過剰
摂取による糖化(コゲ)ですが、どちらにも関係しているのが食べ物です。活性酸素が増
える要因としては、加齢・食品添加物・紫外線・喫煙・ストレスなどがよく知られていま
すし、糖化は主に食べ物の影響を受けています。
日差しの強いときには日焼け止め対策も必要ですし、ストレスが溜まったときには解消す
ることも必要ですが、体の酸化にも糖化にも影響するのが「食べ物」であることがわかれ
ば、エイジングケアで最初に取り組むのが食生活の見直しであることも理解できますね。
また、食事・運動・睡眠・栄養を上手にコントロールすることで、老化のスピードを緩や
かにするとされる長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)を活性化させることも可能になりま
す。加齢などにより長寿遺伝子の活動が低下したり、生活習慣によっては活動していない
こともありますので、無駄にお金をかけることを考えるより、まずはすぐにできる生活習
慣(食習慣)を見直してみるのが王道なのです。
2.食習慣で老化対策
生活習慣(食習慣)でエイジングケアをするには、まずは「腹八分目」を心がけるように
しましょう。これだけでも、酸化・糖化予防、長寿遺伝子の活性化への効果が期待できる
ようになります。

体の酸化予防には、インスタント食品やレトルトフード、ファストフード、コンビニ弁当
など、食品添加物満載の食べ物をできるだけ少なくすることです。また、糖化予防には、
血糖値の上昇が緩やかになるような食事にすることです。懐石料理のように、最初に食物
繊維を含んだ野菜などを食べ、次にタンパク質を含む肉や魚、そして最後に炭水化物(糖
質)を含むご飯、といった感じです。また、いくら食事に注意していても、間食にスナッ
ク菓子やケーキなどをガバガバ食べていては意味がありません。
次に、抗酸化作用のあるコーヒーや緑茶、酒なら赤ワインを飲むようにしましょう。もち
ろん、多く飲めば良いというものでもありませんので、コーヒーや緑茶なら1日に3杯程
度にし、飲酒をする日ならグラス1~2杯を目安にして下さい。また、近年はミネラルウ
ォーターなどを飲む人が増えていますが、同じ飲むなら「硬水」のミネラルウォーターを
選ぶようにしてみて下さい。エイジングケアに効果的なミネラル類が豊富に含まれていま
す。ただし、あまり飲みすぎるとお腹が緩くなることがありますので要注意です。
分な睡眠、ストレス解消、飲酒・喫煙を控えるといった老化対策の定番メニューもこなす
ようにして下さい。また、赤ワインにも含まれていますが、レスベラトロールのサプリメ
ントもエイジングケアアイテムとして人気があります。