１．手が荒れる原因とは
手荒れの症状としては、指先がカサカサするとかひび割れがして痛いといったイメージで
すが、全般的に肌が荒れる原因は「肌の乾燥」にあります。肌が乾燥する要因としては、
空気の乾燥や水仕事などいろいろありますが、手荒れに関しては水仕事をする頻度による
ことが多く、特にお湯で洗い物をする人に多く見られます。それは、手の油分が水で洗い
流されてしまうためですが、水よりお湯の方がよく落ちるということなのです。さらに、
油汚れに効果が高い洗剤を使う人は、それだけ肌の油分も落ちやすいということになるの
です。そして、手の皮膚は他の部分と比べて、皮脂を分泌する「皮脂腺」が少ないため、
皮脂の復元が遅く、潤いが失われやすいということも関係しています。
手荒れの原因の約７割は化学的・物理的な刺激によるとも言われていて、シャンプーを仕
事にする美容師さんや紙幣を数える銀行員の人は、化学的・物理的刺激の代表職として取
り上げられることが多いですが、近年は機械化も進んでいるため、多少は変化が見られる
かも知れません。
手荒れの症状と言っても、いきなりひどい状態になるというものではなく、手荒れと感じ
るようになるまでには、いくつかのサインがありますので、そこを見逃さずに（何度も手
荒れを繰り返している人はすぐに分かると思いますが）気付いた時点ですぐに適切に対処
して、症状を食い止めることが大切になります。
２．簡単な手荒れ予防法
機械化が進んでいると言っても、やはり水仕事を多くする人には手荒れが発生することが
多くなります。また、もともと肌の弱い人（アトピー肌）などでは、もっと敏感に反応し
てしまうことになります。例えば水仕事の前にゴム手袋をしても、そのゴムで肌が荒れる
といったことも珍しくありません。
水仕事の後には皆さん保湿ケアをしていると思いますが、近年は感染症予防のためとかで
手洗いや消毒をする機会が増えたことも関係しているのか、手荒れを気にする人が増えて
いる傾向にあります。
手荒れのサインとしては、手指の皮膚にカサつきが見られ、粉を吹くような症状で始まり
ます。やがて炎症が起きて赤みやかゆみを伴う湿疹の症状が現れます。遅くとも、この段
階でなんらかの対策を考えないと一気に悪化して行きます。進行すると、部分的に皮膚が
ガサガサになり硬く（角化）なって、ひび割れ（亀裂）症状が出るようになります。ここ
までくると、長期化して日常生活に支障がでて、皮膚科のお世話になることになります。
もちろん、水仕事が多い人は十分な予防やケアをしていると思いますが、それでもなかな
か防ぎきれないことが多いというのが実情かも知れません。しかし、よく探してみると、
そのような人にも役立つ画期的な製品が販売されていましたので、今回は保湿ケアの仕方
などをクドクド説明するより、これだけでОＫという手荒れ予防クリームを紹介しておき
たいと思います。
て効果を発揮します。もちろん、色もニオイもべたつき感もなしで素手と同じような感覚
です。しかも、数時間（３時間程度）で新陳代謝により自然にとれて行くという優れもの
なんです。ただ、長時間の水仕事を行うような場合には数時間ごとに再度塗るということ
にはなりますが、私がこれまで試してみた中ではベストだと思いますので、今回は他でも
ないこのスキンプロテクトクリーム
