便秘と下痢(軟便)の相反する症状が続く原因と対処法

便秘と下痢(軟便)の相反する症状が続く原因と対処法

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1.便秘と軟便の関係

あまり知られていませんが、便秘と軟便の両方を次々と経験している人は意外に多いので
す。便秘に関しては、いろいろなところでその原因や改善法が紹介されていますので、何
となく理解出来ていると思いますが、便とは、簡単に言えば、摂取した食物から栄養が吸
収された残りかすと、消化器官の老廃物が混ざった排出物のことです。

その排出物(便)が1日以上出ない状態を便秘と言います。普通は便が硬くて出ないとい
うイメージですが、便秘とは便の硬さではなく便が出ない症状全般のことを言います。

一般的に便秘と言われている症状は、便の水分が少なくなった状態で、硬く小さくなって
排出されにくくなったことと考えられています。ところが水分が多すぎると、形状を保て
なくなり軟便と言われる状態になります。水のような下痢便よりは若干ましですが、それ
でも水分が多く健康的な便とはいえません。そのような症状が交互に現れる状態が結構多
く見られるというのです。

         

そこで、このような相反する症状がどうして続いて起こるのかということですが、一般的
には、便秘を解消しようとして水分を多めに摂ることを推奨します。その効果は否定する
訳ではありませんが、水分が多すぎると軟便になりやすいだけではなく、便とともに体内
の水分も一緒に排出されてしまい、体内では水分が不足した状態になります。つまり、軟
便のあとは便秘になりやすいのです。

また、それほど水分を意識していなくても、水分の多いダイエット食のような食事は、水
分だけではなく、食事量も全体に少ないため軟便になりやすくなります。逆に水分の少な
い食事で量が少ないと便秘になります。

このような関係が理解できれば、便秘と軟便が交互にやってくるような状態にあるときは、
まずは食事と水分の摂取量を考えてみる必要があるということに気付きます。

2.便秘と軟便の解消法

便秘のあとに軟便が出る場合は、まずは水分を控えて食事量を増やしてみましょう。次に、
便秘の場合は油脂類の摂取を多少増やし、軟便の場合は減らすようにしましょう。

しかし、便秘や軟便になりやすいことは、腸内環境の状態とも大きく関係しています。な
ので、時間はかかりますが、並行して腸内環境を改善することも考える必要があります。

           

腸内環境改善には、発酵食品や食物繊維がすすめられていますが、私は、必要な成分のほ
とんどが1つにまとまって、価格的にも手頃なユーグレナがおすすめです。もちろん、規
則正しい食事を習慣化することも大切な腸活法の1つです。

そして、できれば適度な運動も取り入れましょう。蠕動運動に必要な筋肉を強化したり、
自律神経の乱れの原因になるストレスの解消にもなります。

軟便が続いていると、トイレに行く回数が増え、トイレに行けないときのことを考えると
下痢止め薬を飲みたくなりますが、それもほどほどにしておく必要があります。薬は飲め
ば飲むほど、余計に症状が悪化することが多いので、いつでもトイレに行けるというよう
なときには、できるだけ自然にトイレに行くことで対処しましょう。

これらの対策をしても、なお軟便が続く場合や、便秘と軟便が1カ月以上にわたって繰り
返すような場合は、一度病院で検査を受けてみることも考えましょう。


 

 

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