頚椎椎間板ヘルニアの原因・症状と対処の仕方

頚椎椎間板ヘルニアの原因・症状と対処の仕方

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1.頚椎椎間板ヘルニアの原因と症状

頚椎椎間板ヘルニアと聞くと、腰椎椎間板ヘルニアじゃないの?と不思議に思う人もいる
かも知れませんが、実は、首から骨盤まで伸びている背骨全体のことを脊柱と言い、24
個の椎骨と仙骨・尾骨で構成されています。椎骨の形は頚椎・胸椎・腰椎で微妙に違いま
すが、椎骨同士をつなぎクッションの役割をしているのが椎間板と呼ばれる軟骨です。

つまり、5個の腰椎の間の椎間板が飛び出して神経を圧迫して痛みやしびれを引き起こす
状態が腰椎椎間板ヘルニアで、それと同じことが頚椎7個の間で起きているのが頚椎椎間
板ヘルニアということです。

一般的には、頚椎椎間板ヘルニアは交通事故(むち打ち症=外傷性頚部症候群)やスポー
ツなどによる強い衝撃が原因とされていますが、近年のデスクワークでのパソコン操作や
スマートフォン、タブレットの使用なども、首への負担を増加させることで椎間板への負
担を大きくしていると言われています。

特に、40代以降になると、椎間板も加齢にともない水分を失う傾向にありますので、そ
の弾力性も低下してヘルニアのリスクが高くなります。

頚椎椎間板ヘルニアの症状としては、腰椎椎間板ヘルニアと同じですが、脊髄の圧迫され
る位置が違うため症状が出る場所も異なります。初期段階では、首や肩などに鈍痛や違和
感を覚えることが多く、安静にすることで消失する程度の症状です。

やがて、鈍痛がはっきりとした痛みに変わり、しびれを併発するようになりますが、でき
ればこの段階までに整形外科などを受診することをおすすめします。

さらに悪化すると、首を動かすだけでも制約がかかるようになり、手術が必要になること
もあります。その場合は2週間程度の入院と退院後も通院する必要があり、トータルでは
数か月から1年程度に及ぶこともあります。

2.頚椎椎間板ヘルニアの対処の仕方

一般的に一側上肢(主に神経や筋肉に関連する症状)へと放散する症状の場合には、安静
や保存的療法で快方に向かうことが多いですが、麻痺や筋肉の萎縮やが見られたり、両側
の手足にも症状が見られる場合には、早期の手術的療法の検討も視野に入ります。

手術的療法の場合は、医師の指示通り手術して治療に専念するしか方法はありませんが、
保存的療法の場合は、今後の予防も兼ねてヘルニアを悪化させない方法を覚えておくと役
に立ちます。

まずは、何気なくやっている日常生活での姿勢や動作に注意してみましょう。首や肩に負
担がかかる重い物を持たないようにしたり、長時間おなじ姿勢を続けるようなことは控え
るようにします。やむを得ない場合は、できるだけこまめに休息をとるようにして下さい。

また、正しい姿勢は頚椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげたり、再発の予防にも重要ですの
で、立っているときは、耳・肩・腰・くるぶしが一直線になることを意識して、猫背にな
らないことが重要です。ストレートネックなどという言葉も普通に聞かれるようになりま
したが、下を向く・あごを前に出す姿勢は頚椎椎間板ヘルニアのリスクを高める姿勢と言
われていますので、パソコンやスマートフォン使用時の姿勢には特に注意が必要です。

そして、寝ているときは意外にも首に負担がかかっている人が多いと言われています。高
さの合っていない枕の使用は首への負担を増やす大きな要因ですので、朝スッキリした気
分で起きられるような枕を選ぶようにしてみましょう。