1.下半身が冷える原因
下半身が冷える原因は、下半身の血流の低下なんてことは誰でも知っていますよね。しか
し、なぜ血流が低下するのかということを知らなければ、下半身が冷えたら温めればよい
というような単純な答えになってしまいます。
下半身の血流は、腰や臀部の筋肉の緊張、姿勢の悪さなどが関係しています。その条件が
整っているのはデスクワーク中心で、あまり運動する機会がない人になるようです。

運動は血流を良くするだけではなく、筋肉量を増やす役目もしますので、熱そのものを作
る能力もアップします。つまり、デスクワークで運動不足になると、発熱量が少なくなり、
姿勢の悪さ、筋肉の緊張などで血流が悪くなり、自然と下半身が冷えてしまうのです。
もちろん、加齢やストレス、生活習慣なども関係していることがありますが、基本的には
姿勢の悪さ、筋肉の緊張、血流の悪さが重なることで冷え(特に下半身)を感じやすくな
るのです。また、この条件に当てはまる人は、往々にして腰痛・こむら返り・不眠などの
悩みも抱えている人が多いと言われています。
下半身の冷えを知る方法として、下半身太りやむくみといったものがよく取り上げられま
すが、その前に「脚を触ってみて冷たいと感じたとき」には、すでに下半身が冷えている
というサインなのです。下半身は大きな筋肉がある場所なので、なかなか冷えを感じにく
いのですが、ここが冷えやすい状態になっていると、下半身だけではなく、全身にもいろ
いろ影響が出ることになります。
2.下半身の冷えの改善
下半身の冷えを改善するには、まずは食事を見直してみましょう。現在の食事が体温を維
持する熱量を生み出す量に達しているでしょうか。特にダイエットや食事制限をしている
人は注意が必要です。不足しているようなら、もちろん食事の摂取量を増やす必要があり
ます。そして、デスクワーク中心の人は、糖質(炭水化物)よりタンパク質(大豆製品・
肉・魚など)を多く摂るようにして下さい。
次に運動ですが、運動と言えば、筋トレやハードな運動を想像する人が多いですが、下半
身型冷え(他の冷えも同じです)は、血流の改善・筋肉の緊張をほぐす・基礎代謝を挙げ
ることが目標になりますので、ウォーキングやジョギングなどの軽い運動(30分程度)
をしたり、ストレッチや体操でもかまいませんので、毎日行うようにして下さい。

そして、服装ですが、女性は冷えよりおしゃれを優先させる傾向にありますが、本気で冷
えを改善したいなら、見た目より体を冷やさないことを優先しましょう。靴下・レッグウ
オーマー・スパッツなど、効果的な保温手段を選ぶようにして下さい。
最後は入浴です。美容雑誌などでは、39℃以下のぬるま湯で、長めの半身浴などが推奨
されていることが多いようですが、冷え性の人は、どちらかというと41~42℃程度の
温かめの湯温で、10分程度の短めの入浴が効果的と言われています。
劇的な変化は期待できませんが、体を温める効能があるとされる漢方薬などに注目してみ
ると良いかも知れません。特に夜間頻尿や下肢の冷えなどの悩みを持つ人におすすめです。