膝に力が入らない症状(膝抜け)の原因と対処・改善法

膝に力が入らない症状(膝抜け)の原因と対処・改善法

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1.膝抜けの原因とは

歩いている最中に突然膝に力が入らなくなって、膝が崩れるような経験をしたことはない
でしょうか。その原因としては、膝周りの組織の損傷や変形性膝関節症などの病気が関係
していることもありますが、ある日、突然そのような膝抜けの症状が現れるという場合は、
その原因は膝周りの筋力の低下であることが多いようです。

膝関節は、太ももの前面にある大腿四頭筋と、その裏側にあるハムストリングスなどの筋
肉によって安定した動きができています。なので、これらの筋肉が弱くなると、膝関節の
安定性が損なわれて、立ち上がるときや歩行時などに力が入りにくくなり、膝が抜けたよ
うな感じになるのです。

特に、膝を伸ばす働きに関与する大腿四頭筋に衰えがあると、膝崩れの症状が起きやすく
なります。そして、大腿四頭筋が衰える原因とされているのが、加齢や運動不足というこ
となのです。

膝が抜けるような感覚は、一度だけでも、それが階段を降りるようなときなら大きな事故
につながる可能性が高いですが、何度も起きるようなら、関節への負担が蓄積されて、や
がては軟骨や半月板にも影響が出ると、変形性膝関節症や半月板損傷などの疾患を引き起
こすリスクも高くなります。

膝が抜ける感覚だけではなく、強い痛みや腫れ、見た目に関節が変形しているような症状
がある場合は、骨折や靭帯の断裂、半月板の損傷などが考えられますので、迷わず整形外
科を受診するようにして下さい。

また、膝に違和感や痛みなどを感じたときは、無理に動かしたりしないで、できれば椅子
に座ったり、横になったりして、膝への負担を減らして安静を保つようにして下さい。

2.膝抜けの対処と改善

年齢を重ねると、誰でも筋力をはじめさまざまな機能が低下してきます。とくに下肢の筋
力低下は、歩行やバランス機能に直接影響してきますので、他に歩行能力に影響を与える
疾患(脊柱管狭窄症などの神経が圧迫される病気・脳梗塞などの脳血管障害)がないよう
なら、膝抜けの症状は下肢の筋力の低下によることが多いようです。

デスクワーク中心で外出機会の少ない人は、下肢の筋肉を使わないので、年齢に関係なく
筋力は低下してしまいます。つまり、予防・対策には筋力の強化が必要です。中高年にな
ると、さらに筋力の低下速度が早まりますので注意しましょう。

流れとしては、膝に不安を感じているようなときは、少しずつでも下肢の筋力を強化する
ことを意識した生活に変えましょう。そして、痛みや不安定を感じた時は、転倒による二
次的な事故を防ぐために、安全な場所で安静を保つようにしましょう。

下肢筋力を鍛える方法としては、スクワット、ランジ、カーフレイズ、レッグプレス、ス
トレッチなどがありますが、もし時間に余裕があるなら、ウォーキングで坂道や階段のあ
るところをコースにして歩くという方法が最も簡単で効果的です。筋力トレーニングを中
心にしたいという人は、スクワットやランジなど、専門の資料などで具体的なトレーニン
グ方法を参考にして、効果的な筋力強化をめざして下さい。

また、それ以外の病気が関係しているという自覚がある人は、まずは該当する医療機関を
受診して、対策を考えるようにしましょう。