寒暖差アレルギーの症状となりやすい人、予防と対処の仕方

寒暖差アレルギーの症状となりやすい人、予防と対処の仕方

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1.寒暖差アレルギーの症状

春先に外に出ると花粉症で辛い(花粉症)という話はよく知られていますが、同じような
症状が季節の変わり目にも起こることがあります。一般的には寒暖差アレルギーなどと言
われていますが、実際はアレルギーとよく似た症状が出るだけで、アレルギーではありま
せん。

アレルギーという場合は、特定のアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす特定の物質)
に体が過剰に反応してしまうことで起こりますが、寒暖差アレルギーの場合にはそのアレ
ルゲンが存在しないからです。それでも、アレルギーと呼ばれるのは、その症状がアレル
ギーによる反応とほぼ同じというところにあります。つまり、くしゃみ・鼻水・鼻づまり
などの症状を初め、喉の痛みや咳、肌のかゆみなどの症状も見られます。つまり、寒暖差
アレルギーの医学用語が血管運動性鼻炎である所以です。

寒暖差アレルギーは、急な温度変化に身体が適応できていない状態で現れる症状です。気
温の変化により、鼻腔内の毛細血管が収縮したり膨張することで、鼻水や鼻づまりの症状
が現れます。冷たい空気を吸い込むことで気道が収縮して咳や喘息発作が引き起こされま
す。寒冷刺激によるヒスタミンの大量分泌で肌のかゆみや赤みが生じるといった感じです。

一般的に寒暖差アレルギーになりやすい人は、女性、中年以降、乾燥肌、アレルギー疾患
を持つ人、喘息などの既往歴がある人と言われています。女性はホルモンバランスが変動
しやすいため、自律神経も乱れやすく、気温の変化に敏感になりやすいこと、中年以降の
人は、加齢により体温調整機能が低下することで気温の変動による影響を受けやすくなる
ためと考えられています。

ハウスダストやダニの死骸などによるアレルギー性鼻炎と寒暖差アレルギーの違いは、ア
レルギー性鼻炎の症状である目のかゆみや充血などの症状がないことです。

2.寒暖差アレルギーの対策

寒暖差アレルギーの症状は、温度差による自律神経の乱れによる影響が大きいとされてい
ますので、まずは室内外の温度差を少なくするような工夫をすることです。症状は体感温
度差が7℃以上で現れやすいと言われていますので、1つの目安にして下さい。

寒暖差アレルギーは、名前とは違ってアレルギー反応ではありませんので、抗アレルギー
薬では改善しません。薬を考えるなら漢方薬の方が向いているような気がします。実際に
処方箋に加えている医師も少なくありません。

そして、生活習慣を見直し、規則正しい生活の習慣をつけましょう。十分な睡眠と同時に
生活のリズムを整えることが大切です。

他にも、バランスの良い食事はもちろんですが、生姜や唐辛子などの体が温まる食材を意
識すること、適度な運動で筋肉量を増やし、体温調整機能を高めること、ストレスの解消
につとめ、自律神経が乱れる因子を取り除くことも大切です。

また、首・手首・足首などの皮膚の表面に近いところで、太い血管が通っているところは
しっかり保温することです。つまり、手袋・靴下・マフラー・マスク・保温サポーターな
どを上手に活用することが大切です。

寒暖差アレルギーは、たばこの煙やホコリ、合成香料などを吸い込むことで、症状が悪化
する可能性もありますので、できるだけ近付かないようにすることも対策のひとつです。

有酸素運動や筋トレは、基礎代謝の向上にも有効な手段になりますので、これまで運動習
慣がなかった人も、これを機にぜひ取り組んでみて下さい。基礎代謝が上がると、気温が
低下しても体が冷えにくくなります。入浴も血行を良くする有効な方法の1つとして、湯
舟に浸かってしっかり温まる習慣をつけて下さい。