朝食抜きと認知症リスク上昇の関係とは

朝食抜きと認知症リスク上昇の関係とは

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1.朝食抜きと認知症リスク

朝食を抜く習慣が認知症リスクを高める要因になる、といった話をよく聞きますが、ダイ
エットや1人暮らしで、朝食を抜くような生活になっている人にはちょっと気になるとこ
ろかも知れません。

昔から、朝食を抜くと健康に良くないといった話はよく耳にしましたが、これは主に血糖
値の低下を招くことで、昼食時には過食になって、肥満やメタボリックシンドロームの原
因になるという内容のものが多く、結果として糖尿病や心血管疾患のリスクが高くなり、
それによる死亡リスクも高くなるといったものでした。

しかし、近年の研究では、朝食を抜くことで血糖値が急激に低下するため、脳の神経細胞
もダメージを受けることになり、そのような状態が続くことで脳の老化が進むという結果
が示されたということなんです。つまり、アルツハイマー病などによる認知症のリスクが
高くなるということなのです。

とはいえ、それを知っても、自分のことと真剣に受け止める人はあまり多くはないようで
すが、実際に認知機能テストでも、朝食を抜く人は結果が低く現れることが多く、脳の萎
縮も確認されることが多い傾向にあると言われています。逆に、しっかり朝食を摂ってい
る人のアルツハイマー病の発症リスクは40%も低いというデータも報告されていますの
で、これは将来的に認知症になりたくないと願う人には有難いと思える内容ですが、漠然
と聞き流している人にとっても重要なヒントと捉える必要があるところかも知れません。

脳の老化は数十年かけて進行するといった話も聞いたことがあると思いますが、その説を
基準にすれば、認知症の予防には、まずは若い頃から朝食を抜かない生活をすることにな
ります。もちろん、すでに高齢者の域にいる人も、脳の健康維持のためには朝食を摂る習
慣は有効な方法の1つということになります。

2.脳の健康を意識した朝食

朝食を摂るだけで、身体や脳の健康に役立つだけではなく、認知症予防にもなるというの
ですから、これはぜひ実行すべき生活習慣ではないでしょうか。実際のところ、数か月間
の朝食を継続しただけでも、認知機能テストのスコアが1割以上もアップしたという報告
もあるのです。

朝食を毎日摂るだけでも、朝食を抜くことに比べれば大きな違いがありますが、より効果
が期待できる朝食についても少し触れておきましょう。それは、脳の健康をサポートする
ための抗酸化物質を含む食品などを意識して摂ることです。

何となく難しいと感じる人もいるかも知れませんが、基本は野菜・果物・全粒穀物・豆・
魚などを意識した食事内容にすることです。ダイエットをした経験のある人なら知ってい
る人が多いと思いますが、DASHダイエットや地中海ダイエットとして登場する栄養の
バランスが認知症予防に効果的と言われています。

DASHダイエットとは、アメリカの国立心肺血液研究所が考案した高血圧予防のための
食事法で、マグネシウム・カリウム・カルシウムを多く含む食構成になっています。

地中海式ダイエットとは、野菜や豆類・全粒粉穀類・魚を中心にして、肉類・卵・チーズ
・ヨーグルトなどを控えて組み立てる食習慣のことです。

特に、地中海式ダイエットは、きつい食事制限をすることなく、バランスの良い食事を楽
しみながら痩せることができるという人気のダイエット方法とも言われていますので、ダ
イエットもしたいと考えている人にはバッチリの認知症対策と言えるかも知れません。