1.自律神経と関節痛
腰痛の原因はストレスという話を聞いたことがあるかも知れませんが、関節痛は全般的に自律神経の乱れと深く関係していると言われています。もちろん、変形性関節症や慢性関
節リウマチ、肩関節周囲炎(五十肩)、痛風など、病気が原因の関節痛もありますが、自
律神経の乱れが原因とされる関節痛は、特に関節が痛むようなことをしていないのに、歩
くことも苦痛に思えるような痛みを感じることです。

ただ、関節痛と同時に、筋肉痛や不眠、動悸、片頭痛、ほてり、といった自律神経失調症
のような症状も現れることが多いと言われています。
自律神経に起因する関節痛は、前述の腰痛の原因と同じで、ストレスを受けることで緊張
状態になり、交感神経が優位になることで、筋肉が硬直し血管も細くなります。すると、
血液の流れが悪くなり、酸素や栄養が筋肉に届きにくくなります。結果、さらに筋肉が緊
張して収縮することになり、血管も細く押しつぶされることになり、やがて関節痛が起き
ることになるのです。
本来、血管の太さを調節して、血液の流れをコントロールしているのが自律神経なのです
が、ストレスの多い生活を繰り返すことで交感神経ばかりが活性化され、慢性的に筋肉が
硬くなり、血流が悪い状態が続いてしまうことで関節痛が起きることになるのです。
2.関節痛の解消方法
病気による関節痛は、それぞれの治療を受けることになりますが、自律神経に起因する関節痛は「ストレス」を受けない、溜めないことです。それは、自律神経が乱れる最大の要
因がストレスだからです。もちろん、他にも生活習慣が乱れていると自覚している人は、
そちらの面での配慮も必要です。
ストレスを受けるな、溜めるなと言われても、すぐに日常生活をコロッと変えてしまうこ
とは難しいと思いますので、ここでは副交感神経を活性化させる方法を覚えて実践すると
いう方法を考えてみましょう。

まずは、もっとも簡単な方法は、ストレスを感じたようなときには「ゆっくり深呼吸」を
するようにします。それでもストレスを解消できないようなときは、いろいろ考えていな
いで、早く帰宅して「リラックスして入浴」「十分な睡眠」で心身を癒すようにしましょ
う。筋肉や関節をほぐすようなストレッチや体操などを組み込むとさらに効果的です。
そして、私自身が昔から活用しているストレス解消法ですが、何かストレスを感じるよう
なときには「まぁ、いいかッ!」とつぶやくことです。実はこれが意外に効果的で、会社
でも家庭でも、自分の意にそぐわないことがあったときに、そのようにつぶやくことで、
何か吹っ切れるようなところがあります。
が効果的と言われていますので試してみて下さい。