乾燥肌のかゆみに悩まないために知っておきたい常識！

１．かゆみの原因

かゆみの原因と言ってもさまざまですが、最も多いのが「乾燥」に
よるものです。

特に、中高年になると肌の保湿力が低下するので「乾燥肌」になり
やすく、目元、口元、スネといった皮脂が少ない部分が乾燥しやす
い場所ということになります。

目元や口元がかさつくと感じた時は、すでに乾燥している状態です
ので早急にケアしないと、肌の老化がすすみ、シワ・たるみの原因
にもなりますので注意が必要です。

加齢によるある程度の肌の保湿力低下は仕方ないところですが、不
必要に乾燥を助長させるようなことは避けなければなりません。

例えば、日常生活でも意外に気付いていないことが多いのですが、
入浴時に４０度以上の熱いお湯に入ったり、シャワーを浴びたりす
ると、肌の皮脂がうばわれてしまい、入浴気分でしっとり潤い肌の
つもりが、じつは乾燥リスクに満ちた状態なのです。

　　　　

更に、最近流行のナイロンタオルなどでゴシゴシこすると、皮脂を
落とすだけではなく、肌そのものも荒らしてしまうことになります。

そして、仕上げに、風呂上りにバスタオルでしっかりこすって水分
をふき取ると、肌は最悪の状態になっているのです。

まちがった入浴は「乾燥と肌荒れ」の大きな原因になると覚えてお
きましょう。

２．かゆみを予防するには

乾燥肌の大きな原因になる入浴では、真逆の入浴方法が良いことに
なります。

４０度以下の温度で、肌にやさしい材質のタオルを使い、できれば
石鹸は泡立てて、手でなでるようにして洗うのが基本です。

　　　　

当然、石鹸、ボディシャンプー類は肌に刺激の少ないものを使い、
すでに肌荒れが進行しているような場合は、それすら使わないのが
無難と言えます。

風呂上りは、バスタオルを軽く押しあてるように水分をとって、ま
だしっとり肌のうちに保湿クリームなどを塗るという感じです。

次に、乾燥肌の人が陥りやすいスキンケアの注意点ですが、意外に
多いのが自分の肌にミスマッチの製品を使っていることです。

保湿系の化粧品には、コラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンＣなど
いろいろな成分が含まれており、その効能もしっかり書かれていま
すが、それが今のあなたの肌に必要なものかどうかということです。

乾燥肌のかゆみに対処したいなら、ハッキリと「肌乾燥」「肌荒れ」
用に開発されたものを使うことです。

例えば、美容サロンで生まれた究極の保湿クリームと言われている
「クラウンセルクリーム」などの「肌乾燥とかゆみ」のために開発
されたものが必要なのです。