１．あなたの膝痛はどのレベル？

年齢的には、４０代、５０代、６０代というのが一般的に右肩上がりで

膝痛が発症する年齢の時期ということになります。
 

このような膝痛発症の流れは、ひざの軟骨がすり減ったために起こる

変形性ひざ関節症が大半と言われています。
 

まぁ、長期間にわたって使い続ければ減っていくという、老化の原則ですね。
 

それ以外にも、２割ぐらいは他の原因によるところもありますので、

まずは、自分の症状を正しく知るということが、治療の第一歩という

ことになります。
 
　　　　　　
 

半月板損傷・関節リウマチ・偽痛風といった、特殊な理由が原因の膝痛は

まず専門医の指示を受けるというのが原則です。
 

ひざ痛は、原因や進行度によって治療法や対処法が違いますが、

適切な治療を受けたり、ひざ痛対策を行うことで、かなりの改善を見ること

もできますので、現在それほど深刻ではないまでも、ひざに痛みを感じている

人は、続けて読み進めていただくことで、症状を改善するきっかけになる

かも知れません。
 
 

２．変形性膝関節症の進行度と対策

ここでは、ひざ痛の約８０％を占めるという、変形性膝関節症に絞ってみます。
 

ひざ関節とは、大腿骨、脛骨、膝蓋骨（しつがいこつ＝ひざのさら）の集まる関節で、

それらの骨の間に６mmほどの軟骨があり、

骨と骨の間のクッションの役目を果たしています。
 
　　　　　
 

そして、その軟骨が減ってクッションの役割が果たせなくなってくると、

膝に痛みが走ります。

これが最も多い変形性ひざ関節症と言われる膝痛です。
 

軟骨減少の原因は、加齢や体重、歩き方等が大きくかかわります。
 

症状の現れ方としては、

軟骨の減少に従い、滑膜炎という炎症が起こります。

すると、膝に痛みを感じる、水がたまるという症状が現れます。
 

ひざの水とは、炎症により関節液が増える状態のことを言いますが、

この段階では、まだ比較的軽い症状と言えます。
 

ところが、放置しておくと、どんどん症状がすすみ、

ひざ関節の骨の内側にトゲのようなものができてきます。
 

これが、周囲の組織を刺激することで、痛みの原因になる訳ですが、

軟骨の減り具合に呼応して、トゲが大きくなって、しまいには骨と骨の

隙間がなくなってしまうという進行の過程があります。
 

これを、私達の生活状態から見てみると、

初期段階では、ひざがこわばる、動きはじめに膝が痛むということになります。
 
　　　　　
 

そして、症状が進行していくと、立ち上がるとき、階段を上り下りするとき、

膝を曲げたり伸ばしたりすることも苦痛を伴うようになり、
 
　　　　　　　
 

外見からも、ひざの腫れが見られたり、熱をもったりする症状が確認できる

ことがあります。
 

そして、最終的には、慢性的に水がたまって関節が腫れ、見た目にも関節が

変形して、やがて歩行はもちろん、立ち上がることすらできなくなって、

いわゆる寝たきりという状態になってしまうことだってあるのです。
 

重症化してしまうと、もう素人の手には負えません。

医師の指導のもと、ステロイド注射や手術といった治療になりますが、

初期から中期にかけての症状なら、まだ間に合います。
 

ステロイドも手術も、多少改善は見られても、やはり抗生物質や異物を挿入する

わけですから、願わくば、自然治癒、自然回復を期待できるなら、そちらがべストな

選択肢ということになります。
 
 

３．具体的な改善方法

歩行中は多少の痛みがあっても、やがて痛みがおさまるような状態なら、

１日３０分前後のウォ―キングがおすすめです。
 
　　　　
 

まずは歩くことで、筋肉を強化することが、進行防止の最善策でもあるのです。
 

とは言っても、原因がＯ脚などの歩き方に問題がある場合は、サポーターなどを

使って、軟骨を保護する必要があります。
 

家の中で出来るトレーニングとしては、片足立ちやスクワットなどもありますので

状況を見ながら、無理がなければ取り入れていくことが、更に関節周辺の筋肉を

鍛えることになり、有効に作用することになります。
 

同時に、軟骨成分そのものであるプロテオグリカンを摂取する

ことをおすすめします。
 
　　　　　
 

コンドロイチンやグルコサミンといった周辺成分ではなく、軟骨成分そのもの

を摂取することが大切なのです。
 

私は、このようにして、ひざ痛から解放されました。

 
さぁ、あなたが始めるチャンスは今です！

このブログを訪れた あなたは、超ラッキーかも知れません。（笑）