原因不明の腹痛・便秘・下痢の原因はストレス?治す方法は?

原因不明の腹痛・便秘・下痢の原因はストレス?治す方法は?

《本ページはプロモーションが含まれています》

   過敏性腸症候群の症状   

昔は「大腸炎」と呼ばれて、その後に「刺激結腸」になり、現在は「過敏性腸症候群」と
呼ばれていますが、これは原因がハッキリしないものの「便秘」や「下痢」「腹痛」「腹
部膨満感」といった症状が大腸の運動や分泌機能の異常で起こる病気のことです。

なので、レントゲンや内視鏡検査などでも「腫瘍」など他の病気がないことが前提です。

検査で原因が分からない病気なので、その原因を探すのは難しいですが、一般的にこの種
の症状は「自律神経」が関係していることが多いのです。

腸は「第2の脳」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?脳には約150億の神経細
胞があり、腸には約1億あると言われていて、かなりの差はあるものの脳に次いで2番目
に神経細胞の多い臓器が「腸」なのです。そして、その中の約2000の細胞が脳と腸で
つながっていて、それをつないでいるのが自律神経なのです。

つまり、脳が不安や精神的圧力などでストレスを受けると、そのストレスは胃や腸にも伝
わり不具合を共有することになってしまいます。その結果。胃腸の運動に異常をきたし、
腹痛や便通異常といった症状が出ることになります。更に、腸の異常が脳に伝えられるこ
とで脳にもストレスが伝わり、腸と脳の間で「ストレスの悪循環」に陥ってしまいます。

           

もちろん他にもいろいろな原因があり、それが特定できないから原因不明ということにな
っているのですが、そのような場合はまずは「ストレス」を疑ってみるのが原則なのです。

そこで、過敏性腸症候群で見られる主な症状ですが「慢性の下痢」と「便秘」ということ
になります。下痢の特徴は、いわば食物が高速で腸を通過するために起こる症状ですので
他の疾患のように「血便」や「体重の減少」が見られないことです。

便秘の特徴は「コロコロ便」で、ウサギの糞と言われるものになります。S状結腸に収縮
異常が起こるために出る症状と考えられています。

そして、これらの「下痢」と「便秘」が数日単位で繰り返される「下痢便秘交替型」と言
われる症状に大別されます。

腹部症状としては「ガスが溜まる」「ゴロゴロ感がある」といったところですが、自律神
経が関係しているため、ときどき「動悸」「不安感」「発汗」などの自律神経失調症状が
出ることもあります。

   過敏性腸症候群の治療法   

どの症状も辛いものですが、なかでも「通勤電車や高速道路に乗ると必ず腹痛・下痢に襲
われる」ため、普通電車や一般道路しか走れないといった状態ですね。病気そのものは命
にかかわるようなことはありませんが、トイレに急ぐあまり階段で転んだり、交通事故を
引き起こしたり、生活にさまざまな支障が出ることも確かです。

そこで、原因が分からないので症状から見た対策を立てることが大切です。例えば下痢を
誘発する食品を控える
ことです。果糖、乳糖、オリゴ糖などが多く含まれる食品は小腸で
の吸収が十分でないため、大腸内で発酵しやすく腹痛や下痢の原因になりますので、でき
るだけ控えることです。

次に、もともと生活習慣が乱れていることが過敏性腸症候群の原因であることも多いので
睡眠不足や喫煙など、一般的に健康に良くないと自覚しているようなことは見直してみる
ことです。

       

最後は、精神的に安心することです。それには一種の「おまじない」ではありませんが、
腸内環境を整えるためのサプリメントを飲んでいるから大丈夫といった自己暗示にかける
ことも意外に効果の大きい方法です。特に消化管の動きに直接作用して「うねり」を軽減
するというペパーミントオイルは、その有効性から内視鏡検査の際にも使われているとい
う優れものですので、おまじないレベルではなく本物の安心感へのパスポートとしてお薦
めできます。



 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク