1.ご飯を食べてダイエット
ダイエットと言えば、まずは「ご飯を食べないこと」と考える人が多いようですが、実は
ご飯は食べた方が痩せやすいということを知っているでしょうか。米の値段が爆上がりし
ているときに、余計なことをと思われるかも知れませんが、それは別問題として、ご飯を
食べるとダイエットに成功しやすいという理屈を覚えておいて下さい。

ダイエットの教科書では「筋肉をつけて代謝を上げる」といった内容のことが書かれてい
るのをよく見かけますが、実際にやっていることはその逆で、食事制限をすることで体内
のエネルギー不足を招くようなものが多いようです。つまり、省エネモード(消費カロリ
リーの少ない)な体にしているようなところがあり、脂肪は増えないけれど減ることもない
ような体質作りをめざしていることが多いのです。
また、ご飯(炭水化物)を摂らないと、エネルギーが不足するようになりますので、体は
筋肉を分解してエネルギーを作り出そう(糖新生)とします。たしかに、最初のうちはど
んどん痩せて行くように思えますが、それは目的の脂肪ではなく、筋肉が減っているため
です。筋肉をつけて代謝を上げるのではなく、筋肉を減らして代謝を下げる(太りやすい)
体質を作っているのです。
なので、ダイエットで成功したいなら、ある程度のご飯は食べる方が良いのです。もちろ
ん、無制限に食べて良いという意味ではなく、筋肉を落とさない程度のご飯(炭水化物)
は食べた方が痩せやすい体質になるということです。
2.効果的なご飯の食べ方とは
ご飯を食べると言っても、そのエネルギー消費量は個人差が大きいので、まずは自分のエ
ネルギーの消費量を知ることです。ちょっと難しく感じるかも知れませんが、一般的な女
性で活動量の少ない人の1日のエネルギー消費量は1400~2000キロカロリーと言
われていますので、それを基準にして、その約半分をご飯にするのです。例えば1600
キロカロリーとした場合は、1600×50%=800キロカロリー(388gの糖質)
までは大丈夫ということになります。茶碗1杯のご飯は約50gの糖質と言われています
ので、1日に3回茶碗に1杯のご飯(50g×3=150g)を食べても太ることはない
という計算になります。

るというスタンスで始めてみて下さい。
さらに、ダイエットのためなら多少の出費も臨むところという人には無農薬玄米をおすす
めします。白米より栄養価が高く、腹持ちも良いので、金額以上のメリットがあります。
そしてもう1つ、ダイエット経験者でまちがった食事の典型が、ご飯のかわりに肉や野菜
にドレッシングをかけて、高カロリーな脂質を食べるということです。サラダ油大さじ2
杯のカロリーは茶碗1杯のご飯とほぼ同じカロリーであることを覚えておきましょう。
まちがったダイエット理論で間違ったダイエット食を続けていても、希望通り痩せること
はありません。適切な量のご飯を食べて、油の摂取を減らすことこそダイエット成功の近
道になるはずです。