あかぎれは皮膚の乾燥から始まる、気付いたときの対処法

あかぎれは皮膚の乾燥から始まる、気付いたときの対処法

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1.あかぎれの原因と症状

寒くなると、あかぎれやひび割れといった言葉をよく耳にするようになりますが、まずは
両者の違いから入って行きましょう。どちらも皮膚が乾燥することで、皮膚の表面に亀裂
が入った状態のことです。ただ、その症状には多少の違いがあります。ひび割れの症状は
亀裂が浅く、わずかなかゆみがあるといった感じですが、そこから進行して亀裂が深くな
り、出血や痛みをともなうような状態になると、あかぎれと呼ばれます。つまり、ひび割
れが重症化した状態があかぎれということです。

そこで、皮膚が乾燥する原因は何かというと、皮膚のバリア機能が低下していることが主
な原因とされています。バリア機能とは、皮脂腺から分泌される皮脂によって、皮膚を覆
うことで、皮膚の水分の蒸発を防いだり、外部の刺激から皮膚を守る働きのことです。

バリア機能が低下する原因とされているのが、加齢や頻繁な手洗い、乾燥した空気などに
より、皮脂の量が減ることです。バリア機能が低下すると、皮膚が乾燥して外部からの刺
激を受けやすい状態になり、ひび割れ・あかぎれが生じやすくなるのです。

特に近年は、感染症対策などで、手洗いやアルコール消毒などが推奨されていて、必要以
上に洗いすぎることで皮脂も余分に洗い流されてしまって、手肌にダメージを受けやすく
なることもバリア機能の低下につながっていると言われています。

人間の皮膚は、外側から表皮・真皮・皮下組織の3層になっています。あかぎれとは、表
皮だけではなく、その奥の真皮にまで亀裂が入っている状態です。表皮が割れ、亀裂部分
から出血することもあり、強い痛みやかゆみ、腫れなどの症状が現れます。特に手指の関
節に亀裂が入ると、指を動かすたびに痛みや出血があり、日常生活に支障が出るだけでは
なく、治りにくく、再発しやすい状態になります。

2.あかぎれの予防の仕方

過去に何度かあかぎれを経験した人なら、あかぎれになった時期より少し前から予防する
ことです。初めての人は、今後に活かせるように経過をしっかり見ておきましょう。

あかぎれ予防の基本は、刺激・乾燥から手を守ることです。そのためには、水仕事をする
際にはゴム手袋を着用して、水や洗剤に直接触れないようにすることです。また、熱いお
湯も、皮脂などの保湿成分を落としてしまいますので、手を洗うときだけではなく、お風
呂やシャワーなどの湯温にも注意するようにしましょう。湯温は40℃前後を心がけるよ
うにしましょう。

手を洗った後や水に濡れたようなときは、やさしく、しっかりと拭き取るようにしましょ
う。自然乾燥は皮膚の水分も蒸発させてしまいますので、肌を乾燥させてしまいます。

あかぎれは手に起きることが多いので、どうしても手の話になりがちですが、寒さで血行
が悪くなる冬にはどこに起きても不思議ではありません。冷たく乾燥した空気から皮膚を
守るために、手袋や靴下、耳当てなども活用して皮膚を露出させないようにしましょう。

もちろん、水仕事や入浴後にはクリームなどを使って、しっかりと保湿ケアもする習慣を
つけておくと効果的です。

それでもあかぎれになってしまった場合は、患部を刺激しないように注意しながら、患部
を清潔に保つことが大切です。次に、低刺激性の保湿剤を患部を刺激しないように注意し
ながらゆっくりと塗りこみます。1日に何回とかいうのではなく、皮膚が濡れた後は、必
ず保湿することを習慣にしましょう。

パックリと割れてしまった傷口には、液体絆創膏などを塗ると、痛みの緩和、刺激からの
保護になりますので、治療効果を高めることに役立ちます。この種の絆創膏はクリームの
上からでは使えないものもありますので、まずは使用法をよく確認して下さい。私は先に
傷口に塗ってから、保湿クリームで全体を保湿するタイプのものを使っています。

1週間位経過しても、症状が緩和しない場合や悪化しているような場合は、皮膚科を受診
して、適切な治療を受けるようにして下さい。