「スキンケア」一覧

皮膚が痒くなる主な要因として皮膚の乾燥があります。本来、皮膚には潤いを保つ機能が備わっていますが、加齢とともに、どんどん低下していくため、皮膚が乾燥しやすくなります。

思春期のニキビのできる場所は、額や鼻筋など皮脂が多く分泌される部位（Ｔゾーン）が一般的ですが、大人ニキビは、頬やあご、首といったフェイスライン上に多く見られます。

爪は皮膚の一部で、加齢とともに薄く・弱く（老化）なっていきます。始まりは皮膚の水分が失われていくことで、顔のシワや乾燥肌のように、爪も薄く、もろくなってトラブルが増えていきます。

気温が下がると、汗や皮脂の分泌量が低下して、皮膚が乾燥しやすくなりますが、お湯を使う機会も増え、感染症予防で殺菌性の石鹸など、手のバリア機能まで落としてしまうことも増えて皮膚を乾燥させます。

皮膚の水分や油分が不足してカサカサした状態になり、やがてかゆみを伴うようになるのが「ひびわれ」で、更に悪化して、角層の下の真皮が破れて痛みや出血を伴うような状態が「あかぎれ」です。低温と乾燥する時期に多い症状です。

肌がかさつく、吹き出物ができる、肌が赤くなる、肌がゴワゴワする、など肌のトラブルの症状はさまざまですが、その原因もさまざまで、スキンケアの仕方からしてよく分からないという人も少なくありません。

ピリピリ、チクチクした痛みから、皮膚が赤く腫れ、水ぶくれができるような症状が、一般的にヘルペスと言われていますが、それは単純ヘルペスのことです。口唇ヘルペス・性器ヘルペスなど、ウイルスが一度感染すると神経節に潜伏し、再発を繰り返します。

しもやけとは、血管の収縮と拡張を繰り返すことで血液の循環に障害が起きている状態で、特にコントロールのしにくい手足の末梢血管で多く起こることになります。子供に多い樽柿型と大人に多い多型滲出性紅斑型の２つのタイプがあります。

一般的に手が荒れる原因の大半は、食器洗い洗剤、シャンプー、消毒液などの化学的刺激、手の洗いすぎ、手荒れ予防にはめるゴム手袋、衣類や紙を扱う、などの物理的刺激が関係していますが、原因は分っていても治せないという人におすすめのクリームがあります。

手荒れの原因が水仕事は常識ですが、一見関係ないと思われている紙製品や布製品に触れる機会が多い人も手荒れになりやすい傾向にあります。案外、何気なく繰り返している日常生活上の習慣が、手荒れの原因でもあり、いつまでも治らない原因でもあるのです。

肌が乾燥する要因には加齢もあり、高齢になれば肌の角質の保湿機能が低下するため、皮膚の水分や脂分も減少します。肌が硬くなったり、ひび割れがしたり、ボロボロと皮が剥け落ちたりするようになりますが、このような症状を老人性乾皮症と言います。

乾燥肌と言えば、女性なら頬や目元、口元ですが、すねや膝、ひじ、足の裏なども乾燥しやすい部位とされています。もともと肌の水分や皮脂の分泌が少なく、潤いが不足している場所であり、さまざまな要因が絡み合うことで肌が乾燥状態になりやすいのです。

クロロフィル（葉緑素）には、すぐれた抗菌力・殺菌力があり、アクネ菌（ニキビの原因菌）の繁殖を抑えたり、肌の炎症を鎮静する効果があるため、ニキビケアとしてさまざまな製品に使われています。シミやソバカスを排除して、美白効果を得ることもできると言われています。