少しずつ解明されるアトピー性皮膚炎の原因と治療法

少しずつ解明されるアトピー性皮膚炎の原因と治療法

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アトピーとその他の湿疹の違い

アトピー性皮膚炎に関する日本皮膚科学会が定める基準とは「かゆみがある」「特徴的な
湿疹とその出る場所」「慢性的に繰り返す(乳児は2カ月以上、それ以外は6か月以上)」
とされています。つまり、この3つの基準を満たすと「アトピー性皮膚炎」と診断される
ことになります。

アトピーの原因はアレルギーとも言われますが、実際に約8割の人は花粉やハウスダスト
などのアレルギーを持っていますが、約2割の人には何のアレルギーもないと言われてい
ますので、血液検査でアレルギーがなければアトピーでないということにはなりません。

とは言っても、昔は「アトピーに原因はない」と言われていたほど原因の解明は難しく、
現在でもまだ原因の30%程度しかわかっていないのです。

なので、日本皮膚科学会の定める基準を満たしているかどうかが「アトピー性皮膚炎」か
「その他の湿疹」であるかの違いということになります。

          

アトピーの原因とされるもの

小さい頃のアトピーは、食べ物に原因が多いとされていて、「卵・牛乳・小麦」などのア
レルギー反応を起こしやすい物を食べさせてチェックすることも行われていますが、この
ような「特定の原因」による場合は、それを取り除くことで症状は改善されます。

しかし、最近新しく「フィラグリン遺伝子の異常」がアトピーの原因としてわかっていて、
これは「皮膚のバリア機能の強化」「皮膚の水分の保持」に大きな役割をしているのです
が、その能力が低下することでアトピーになりやすくなるという説なのです。

これにより、子供が卵や牛乳、小麦を食べるとアレルギー反応を起こすと言われていたも
のが、口からではなく皮膚から入るのではないかという考えもクローズアップされ、その
線での研究もすすんでいるのです。

つまり、肌のバリア機能が低下しているために、正常な肌の状態なら入り込むことのでき
ない「食べ物の分子」が皮膚を通して入り込みアレルゲンになるということなのです。

少し前に、有名な「茶のしずく」という石鹸によるアレルギー問題が起こりましたが、こ
れは石鹸が汚れや皮脂とともに皮膚の保湿因子も洗い流してしまい、無防備になった皮膚
を通して石鹸に含まれていた小麦成分が入り込み、その後に小麦製品を食べるとアレルギ
ー反応が出たということなのです。

この原理で行くと、赤ちゃんが「よだれ」による炎症でバリア機能が弱まったところに、
卵や牛乳の分子が入り込んだり、几帳面な親が子供に入念に手洗いをさせ過ぎたりして何
らかの原因でバリア機能が弱くなったところに食べ物の分子が入り込み、それがアレルギ
ーの原因になったということで、かなり説得力があるように思えます。

アトピー性皮膚炎の治療方法とは

アトピー性皮膚炎は10歳頃から次第に軽くなり、自然に治ることも多いと言われていま
すが、小さな子供が苦しむ姿を見る親の気持ちも辛いものがあります。しかしアトピーそ
のものを完治させる治療法はまだありません。

ただ、かゆみを軽減して炎症を抑える「ステロイド外用薬」などが皮膚科では進められる
ことになりますが、それも放置して傷だらけになることを考えれば当然の処置で一時的に
は効果的な方法と言えます。

しかし、いつまでもステロイドに頼っていることはあまり感心できることでもありません。

           

症状が治まったら、異常な皮膚機能を補正することを中心にスキンケアをして、基本的な
免疫力の強化を考えることが大切です。

常に「皮膚を清潔に保つ」ことと、「皮膚機能の保持」に努めることです。

具体的には、汗をかいたらすぐに拭き取る、入浴後はクリームなどの保湿成分で皮膚の保
湿、バリア機能を高めることなどです。

その他にも、内部から免疫力を高めることで症状を出にくくさせることも有力な方法とさ
れていて、最も効果的な免疫力強化には、天然の抗生物質とも呼ばれる プロポリスが有名
ですが、その効能については今さら説明の必要もないほどよく知られているところですの
で、試してみる価値は十分にあります。