耳鳴りの原因と症状の違いに日常生活でできる対処方法

耳鳴りの原因と症状の違いに日常生活でできる対処方法

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1.耳鳴りの原因と症状

耳鳴りとは、他人には何も聞こえないのに、自分の耳の中ではさまざまな音が聞こえる症
状のことを言います。ザー、ゴー、ジー、ブーンといった低音やピー、キーン、ミーンと
いった高音などがその代表的な音と言われています。

疲れているときや、静かな場所にいるときにだけ聞こえるような場合は、軽症であること
が多いですが、他の音が聞こえないほど強い耳鳴りがしたり、耳鳴りが辛いと感じるよう
になると重症化していると考えられます。

私たちが音を聞くというのは、音が耳の穴を通って鼓膜に伝わり、鼓膜が振動して、耳小
骨で増幅されて、蝸牛が電気信号に変えて脳に伝えることで音として認識されます。どの
役割も重要ですが、なかでも最も重要な役割をしているのが「蝸牛」の働きになります。

蝸牛に異常があると「難聴」になることが多く、何らかの難聴である人の9割以上に耳鳴
りが起きていると言われています。蝸牛に異常があると、音を電気信号に変える機能が弱
く、音を認識することが難しくなります(難聴)。そこで、脳は聞こえない音を増幅させ
るために過剰に反応します。この反応が何も鳴っていないときにも起きることで、常に音
が鳴っているように感じる(耳鳴り)のです。つまり、耳鳴りとは聞こえにくい音を補う
ために脳が起こす反応のことなのです。

耳鳴りを引き起こす原因としては、大きな音がする環境(大音量で音楽を聴く、工事現場
で働くなど)に長時間いると、蝸牛にある音を感じ取る有毛細胞がダメージを受けたり
心身のストレスが続くことで自律神経が乱れたり、気圧の変化が大きい環境にいることで
細胞や血管が膨張して神経が圧迫されることなどがよく知られています。

他にも耳鳴りが起きる原因として病気もあります。メニエール病、聴神経腫瘍、突発性難
聴、老人性難聴、騒音性難聴、急性中耳炎、耳垢塞栓、耳管狭窄、耳硬化症などがそれに
該当します。

2.耳鳴りの対処と改善

もうすでにメニエール病などの病気が関係していることが分かっている場合は、病院で治
療を受けていると思われますので、ここでは特に病気でもないのに耳鳴りが治らないとい
う人に、日常生活で改善するための方法を紹介します。

まずは、生活のリズムを整え、ストレスを溜めないような生活スタイルを考えましょう。
質の良い睡眠がとれるように、軽い運動や入浴などで血流をよくしたり、心身をリラック
スさせるようにしましょう。

静かな環境は好ましいところですが、静か過ぎる環境は余計に耳鳴りを意識してしまいま
すので、不快感をともなわない程度に自然音を取り入れるようにしましょう。

暴飲暴食を避け、規則正しい食生活を心がけ、こまめな水分補給とビタミンB12を意識
して摂るようにしましょう。末梢神経の働きを促進するビタミンB12は、耳鳴りの改善
にも効果があると言われています。

また、この種の病気には内側からのケアも有効な方法とされていて、特に漢方処方が効果
的と言われています。漢方薬で言えば血流改善作用と利水作用で耳鳴りを改善するという
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)がよく知られています。飲みやすい錠剤タイプもあり
ますので、耳鳴りが気になる人は試してみても良いかなと思います。