おたふく風邪の原因と症状・回復までの注意点

おたふく風邪の原因と症状・回復までの注意点

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1.おたふく風邪の原因と症状

おたふく風邪は、ムンブスというウイルスに感染して、唾液腺に炎症を起こすことが原因
で発症します。感染経路は、咳やくしゃみなどに含まれるウイルスを吸い込むことで感染
する飛沫感染と、ウイルスのついた手で口や鼻に触れることで感染する接触感染がありま
す。感染者の半数以上は6歳までの子供が占めるとされていて、保育所や幼稚園などで集
団生活を始めたばかりの小児に多いと報告されています。

もちろん、大人になってから感染する人もいますが、一度感染すると、生涯免疫を獲得す
ると考えられていましたが、現在では「再感染」の可能性もあることがわかっています。

症状としては、2~3週間の潜伏期間を経て症状が現れますが、その後、1~2週間で回
復することが多いとされています。主な症状は、発熱・耳下腺の腫れ・頭痛・倦怠感など
ですが、約30%の人は症状が現れない(不顕性感染)とも言われています。

おたふく風邪の代表的な症状は、耳下腺の腫れで、1~2週間で自然に回復することが多
く、病院へ行っても対症療法が中心ですが、合併症(難聴・髄膜炎・膵炎など)の可能性
もありますので、聴覚障害や頭痛・嘔吐・腹痛などの症状も見られるような場合は、医療
機関を受診するようにして下さい。特に成人になってからの感染では、不妊の原因になる
こともありますので注意が必要です。

現状では、ムンブスウイルスに有効な薬はありませんし、ワクチンも任意接種となってい
ますので、心配な人はかかりつけの医師に相談してみると良いかも知れません。

2.おたふく風邪に感染したら

おたふく風邪は、発症の前後約1週間がウイルス排出期間とされています。また、学校保
健安全法では第2種の感染症に指定されていますので、耳下腺の腫れが引き、全身の状態
が良好になるところまで回復しなければ出席することはできません。これは、幼稚園や保
育園においても同じです。

おたふく風邪は子供に多い感染症なので、周囲で流行っていたり、感染の疑いがあるよう
な場合は、まずは親が「耳がちゃんと聞こえているか」どうかをチェックするようにして
下さい。難聴は痛みなどの症状がないことが多く、片方だけである場合が多いので、本人
も親も気付きにくいと言われています。もし、何かおかしいと感じたら、耳鼻咽喉科を受
診して聴力検査を受けるようにして下さい。

一般的には、おたふく風邪は軽い症状だけですむことが多い病気ですが、たまに難聴や髄
膜炎などの合併症を引き起こすこともあり、ときには後遺症として残ってしまうこともあ
りますので、それほど心配するような病気でもありませんが、子供が感染した場合には、
親がちょっとした変化に気付いて、的確に対処する必要があります。

おたふく風邪は大人でもかかりますし、一度感染したからもう大丈夫というものでもあり
ません。もちろん合併症の危険もありますし、難聴などの後遺症が残ることもあります。
さらに、女性の場合は妊娠初期に感染すると、流産の危険性もあることもわかっています
ので、十分な注意が必要です。