カンピロバクター感染症の原因と症状の特徴、予防する方法

カンピロバクター感染症の原因と症状の特徴、予防する方法

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1.カンピロバクター感染症とは

カンピロバクターは、主に食卓に出てくる牛・豚・鶏などの食品から感染することが多い
食中毒菌で、食中毒の発生件数でも上位にランクされています。初夏から初秋にかけて流
行することが多いようです。家庭でも発生しますが、多くの場合は飲食店で発生する食中
毒と見られています。

症状としては、下痢(血便もある)、腹痛・腹部痙攣、吐き気、嘔吐、倦怠感、頭痛、発
熱(高熱にはならない)など、普通に食中毒の症状で、命にかかわるようなこともほとん
どなく、だいたい1週間ほどで回復することが多いようです。

ただ、感染後の潜伏期間が1週間前後と比較的長く、初期症状として現れる手足のしびれ
や脱力感などが自覚された時には、その数週間前にさかのぼって発症原因を考えてみる必
要があります。

感染経路としては、食肉ということになっていますが、特に鶏肉が感染源となっているこ
とが多いと言われています。焼き鳥や鶏のたたきなどが好きな人で、とりわけ生焼け状態
を好む人は要注意と言われています。

同じく、調理器具や調理人にも細菌は付着しやすいので、調理中を含め調理後の後始末に
も十分な配慮が必要です。

カンピロバクターの感染による症状は、多くの場合、特別な治療をしなくても回復するこ
とが多いですが、下痢や発熱で脱水状態になることが多いので、こまめな水分補給を心が
け、回復するまでは消化の良い食べ物(おかゆなど)を中心に考えましょう。

とは言っても、そのときの患者の状態次第では病院での治療が必要になることもあります。
脱水がひどく、口から水分補給ができないような場合は、迷わず病院へ行きましょう。

また、下痢がひどいからと、自己判断で下痢止めなどの薬を飲むことはやめましょう。菌
の排出が遅れることになります。

2.カンピロバクター感染予防法

カンピロバクターは、基本的に人から人に感染することはありませんが、便や嘔吐物から
は感染しますので、看病をする際にはゴム手袋を着用するなどの対策をして下さい。

また、カンピロバクター感染症を即効で治す方法はありませんので、食事療法や水分補給
などの対症療法で細菌が排出されるのを待つのが治療法になります。ほとんどの場合は約
1週間で回復するとされています。つまり、感染症としては上位にランクされる発生数で
すが、症状としてはそれほど重症化することも少なく、無理をしなければ1週間程度で回
復する感染症ということになります。

だからと言って、感染症などは感染しないのが良いに決まっていますので、しっかり対策
をして予防することが大切です。普段から、手洗い・うがいなどを習慣化し、調理(特に
肉類)をする場合は、調理時はもちろん調理後の器具の消毒にも十分注意しましょう。

近年は調理器具を殺菌する洗剤なども販売されていますが、それも決して悪いものではあ
りませんが、調理器具の消毒の最強の方法は熱湯消毒であると覚えておきましょう。

細菌感染した人の看護時に役に立つのが医薬品の殺菌消毒剤です。イザというときのため
に一家に一本あると便利です。もちろん、普通に手の消毒用としても使えますのでおすす
めです。