1.体のバランスが崩れるとは
体のバランスが崩れると、左右どちらかの筋肉・関節に負担がかかることになり、転倒し
たりケガをしたりするリスクが高くなります。また、動きがブレたり、血行やリンパの流
れが悪くなるため、健康維持に問題が生じやすくなったりします。
体のバランスが悪くなる主な原因は生活習慣で、日常的に同じ方向に体重を乗せる(足を
組む側がいつも同じ、鞄を同じ側の肩にかけるなど)傾向にあったり、パソコンやスマホ
の使用中に猫背になっていたりするようなことが原因になっていることが多いのです。

このようにして、体のバランスが崩れると、一部の筋肉に負担が多くかかり、血流が悪く
なってしまうことで、体のむくみや疲労が起きやすくなります。また体のバランスが崩れ
ることで体型も崩れ、見た目にも美しくなくなってしまいます。さらに、血流の悪化から
自律神経が乱れるようになると、何となく不安になったり、やる気が起きなかったりして
メンタル面での不調につながることもあるのです。
もちろん、これらの症状の多くは、特別な原因疾患がある訳でもありませんので、病院へ
行っても自律神経失調症(不定愁訴)といった診断名がつくだけで、治療法もありません。
さらに困ったことに、体のバランスの崩れは、日常生活で本人も気付いていないことが多
く、自覚していないところに問題があるのです。
2.体のバランスを整えるには
体のバランスが崩れると、ケガをしたり、健康不安が生じたり、日常のパフォーマンスが
低下したりします。逆に言えば、体のバランスを整えることにより、ケガを予防したり、
パフォーマンスが向上したり、健康不安の解消につながると言うことになります。
そこで、どこででも簡単にできる体のバランスを整える方法をお伝えします。

まずは、もっとも簡単なのが「片足立ち」です。定期的に片足立ちを行うだけでバランス
感覚を鍛えることができます。足を閉じた位置から、片足を上げ股関節と膝関節が90度
に近付ける気持ちで10秒程度留める、少し休んで、逆の足も同じように行います。慣れ
てくれば、少しづつ時間を延ばして行くようにしてみましょう。
次は、つま先立ちです。直立して、片側の足のかかとを起点にして、つま先を上げるだけ
です。もう片方の足も同じように上げるだけでの簡単な方法ですので、ちょっとした時間
待ちなどを活用して行うようにしてみて下さい。
そして、バランスで大事なのは下半身の筋肉です。下半身全体の筋肉を鍛える方法はスク
ワットです。足を肩幅より少し広くとり、背筋を伸ばした状態で膝と腰を曲げます。もも
が床と平行になるところまで体を沈め、ゆっくりと体を元に戻します。1日に20~30
回程度を目標にしてみましょう。
他にもいろいろな方法がありますが、まずはこれだけでもかなりの効果が期待できますの
で、今日からすぐに始めてみて下さい。
で、バランス感覚をしっかりと実感できます。