1.喘息の原因と症状
喘息といえば子供をイメージする人が多いかも知れませんが、大人になってから発症する
ことも少なくありません。症状としては、気管支が炎症によって狭くなることで、咳・ゼ
ーゼー、ヒューヒューという音の出る呼吸(喘鳴)、たん、呼吸困難などで、大人も子供
も大きな違いはありません。ただ、発作が激しいときは、呼吸困難から生命にかかわるよ
うな事態になることもありますので、決して軽視できるものではありませし、そこまで激
しい発作でなくても、睡眠不足に陥ることによる生活上の支障もあります。

最初に喘息に気付くのは、風邪を引いて治ったあとでも咳がなかなか治まらないとか、夜
間(特に明け方)に息苦しくなって目が覚めるといった症状を自覚したとき、医療機関で
診察を受けて「喘息」であることを告げられることが多いようです。
治療については、吸入ステロイド薬などを使用している人もいると思いますが、これは、
毎日継続することで、普通の人と同じような生活も不可能ではないといったタイプの治療
法で、現時点では喘息を根本から治すという治療法は確立されていません。
子供の喘息は比較的男子に多く、ほとんどの場合はアレルギーが原因とされていますが、
大人の喘息では、男女比はほとんどなく、明確な原因が特定できない場合が多いとされて
います。
2.喘息の予防と対策
喘息の人の治療法でもっとも大切なことは「喘息発作を起こさないようにすること」と言
われています。つまり、気道の炎症を抑えるような生活上の工夫をすることです。

具体的には、喘息はアレルギー疾患ということですので、アレルゲン(アレルギーを引き
起こす物質)に触れないようにすることです。家の中の代表的なアレルゲンと言えば、ダ
ニやホコリなどのハウスダスト、ペットの毛などと言われていますので、まずはこまめに
掃除をして、室内の清潔を保つようにすることです。
また、肥満は喘息を悪化させると言われていますが、肥満は気道を過敏にさせ、炎症が起
こりやすくする要因の1つと考えられているからです。なので、肥満傾向にあると自覚し
ている人で、喘息気味の人は、適正体重まで減量することもめざして下さい。
一度でも喘息のような症状の経験がある人は、日頃から「清潔な室内」「適正体重」を意
識して、できるだけ発作が起きないような環境作りをして自己管理を継続するようにしま
しょう。また、ストレスや喫煙、飲酒、刺激性の香辛料なども発作を引き起こす原因にな
ると言われていますので、できれば禁酒・禁煙をして、ストレス解消と心配機能を高める
ためにウォーキングやサイクリングなどの軽い運動を始めてみましょう。
まな病状を改善していくという東洋医学の処方は、西洋医学で治療法が確立されていない
ような病気の治療を得意とする医学として知られていますので、試してみる価値は十分に
あるのかなと思います。