風邪の症状から咳だけが残る状態はマイコプラズマ肺炎かも

風邪の症状から咳だけが残る状態はマイコプラズマ肺炎かも

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1.マイコプラズマ肺炎の症状

マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌の感染による呼吸器の病気です。
初期の症状としては、全身倦怠感・発熱・頭痛・咳など、風邪の初期症状とよく似ていま
すが、その後に痰が絡まない乾いた咳だけが2週間以上続くという特徴があります。

主に子供(7~8歳)や若い人に多く発症するとされていますが、成人でも普通に発症し
ますし、発症すると、むしろ若い人より重症化するリスクが高く、入院が必要になるのも
多くの場合は成人の感染者と言われています。

感染の初期はほぼ風邪といった感じですが、少し遅れて高熱とともに痰をともなわない乾
いた咳がでるようになり、徐々に咳の症状がひどくなりながら4週間ほど喘息のような咳
が続きます。なかには、咳のし過ぎで胃腸障害や肋骨周辺を痛めたりすることもあります。

マイコプラズマに感染しても、風邪の症状だけで回復するケースも少なくありませんが、
放置することで免疫が下がり、他の病気との合併症を引き寄せるリスクが高くなりますの
で、市販の風邪薬などを服用しても治らず、咳だけがしつこく残るといった症状がある場
合は、早目に病院で診察を受けるようにして下さい。子供の場合は小児科、成人なら内科
か呼吸器内科の受診が適切です。

潜伏期間が2~3週間と長いため、どこで感染したのかも分かりにくいですが、とりあえ
ずは激しく咳き込んでいるような人の近くには積極的に近寄らないことです。

2.マイコプラズマ肺炎の予防

マイコプラズマ肺炎は、オリンピックの年に流行すると言われていたこともありますが、
実はそんなことはなく、日常生活でもかなり感染頻度の高い病気です。ただ、症状が軽い
うちに回復することが多いため、何となく見落とされているといったところです。

感染経路は風邪やインフルエンザと同じで、飛沫感染接触感染ですので、予防には手洗
い・うがいといった一般的な感染症対策が中心になります。特に喘息などの呼吸器系に持
病がある人は重症化しやすい傾向にありますので、しっかり予防・対策を行うことが大切
です。マイコプラズマ肺炎に関しましては、ワクチンなどの予防方法もありませんので、
自衛する以外に方法はありません。

マイクプラズマ肺炎流行時には、人混みを避ける、罹患者との濃厚接触はできるだけ避け
ることが大切です。さらに、重症化するかどうかは基礎体力に関係していますので、日頃
から栄養バランスの良い食事・適度な運動・規則正しい生活などを通して。基礎体力の強
化をめざすことが大切です。

マイコプラズマ肺炎に感染すると、夜間に咳が強くなることが多く寝苦しいという声をよ
く聞きますが、そのようなときには「うつぶせに寝る」「マスクを着用して潤った空気を
吸う」といったことが役に立つようです。

日中は水分を補給したり、咳の症状が辛いときは、食べやすいゼリー状の飲料などを食べ
たりしながら安静に過ごし、痰が出たら積極的に吐き出すようにして下さい。また、呼吸
困難になるほど症状が重い場合には入院して治療を受けることも選択肢に入れて下さい。