血圧と血糖値 – その後3年経過の糖尿病について(8)
血圧が高いからと言われ、すぐに血圧降下剤を勧められるままに
服用していませんか?
血糖値と同じく、薬で下げるというのは、血圧にもあまり良いとは思えません。
もちろん、どうしようもなく高く、生命に危険があるような場合は
当然、飲まなければいけませんが、血圧200程度で、薬に頼る生活って
ちょっと怖いような気がします。
俗に、血圧は、年齢プラス90が適正とかも言われていますが、
その真偽はともかく、実際、130以下が適正かどうかも疑わしいものです。
まぁ、それはともかく、ここでは、その血圧について高いか低いかではなく、
数年前と比べて、急に血圧が高くなったという人は、血圧より、血糖値を
血圧の原因は、塩分の摂り過ぎとか、血管の老化とか、中性脂肪の溜まり過ぎ
とか、いろいろ言われていて、それはそれで一理ありますが、
しかし、急に食生活が激変したとかいうものでもない限り、そもそも僅か数年で
血管が老化したり、血圧が目だって高くなるほど中性脂肪が増えるなんてことは
あまり考えられないのです。
最近では、塩分の摂り過ぎというのも血圧とは関係ないという報告さえあります。
実は、私も糖尿と診断される前は、血圧は100程度、どちらかと言えば、
低血圧だったのですが、なぜか数年ほどで、170~220(最高血圧)
90~120(最低血圧)になっていました。
自分なりに、今年の冬は寒いからとか、今年の夏は暑いから水分が不足してたとか、
適当な理由をつけては血圧の高いことを正当化しようとしていました。
ところが、健康診断の結果、糖尿病が発覚したのです。
更に、興味深いのは、血圧と血糖値が比例していたことです。
つまり、当時はすでに血糖値も220位になっていたのです。
そして、現在はその血圧も110(最高血圧)ー70(最低血圧)と、まるで
若かりし日と同じレベルまで回復しました。
なので、急に血圧が高くなったら、まずは糖尿病を疑ってみることです。
血圧の薬を飲むより先に「血液検査」を!
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