糖尿病とは – その後3年経過の糖尿病について(6)
糖尿病と診断されたら、どうしよう?
と思ってしまいますよね。
でも、ご安心下さい!
必要以上に安心してもいけませんが、必要以上に心配するのもよくありません。
生まれながらの1型は別として、後天性の2型糖尿病の場合は、
ほとんどが完治しないまでも、改善はします。
ちょうど、汚れた川の水が、美しくなるのと同じ原理ですね。
つまり、どんどん汚れた物質を流し込む限り、いつまでたっても
その水質は良くなりませんが、汚染物質を流さず美しい水だけを
流してやれば、やがて川の流れ全体が美しくなってきます。
若いうちは、インスリンという浄化作用が強いので、それほどでも
ありませんが、加齢と共にその浄化作用がどんどん弱くなっていく
のに、同じように汚染物質を流し込んでいることが糖尿病の原因
なのです。
なので、加齢とともに炭水化物の摂取量を減らすことが糖尿病対策、
糖尿病と診断された人は、それが改善策になるのです。
とは言っても、川が埋まってしまうほど汚れてしまっては手遅れになります。
埋まってしまう前、すなわち脳梗塞、心筋梗塞、人工透析、失明といった
合併症を発症する前にやらなければなりません。
私も、空腹時血糖値240~250から、3年で110周辺まで安定
させたのは、炭水化物を減らしたこと。
ただそれだけのことです。
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