好きなこと、嫌いなこと
あなたはタバコを吸いますか?
あなたは甘いものを食べますか?
いずれの場合も、好きな人は「はい」と答え
きらいな人は「いいえ」と答えると思います。
しかし、同じ人でも環境が変われば答えも変わります。
例えば、健康診断で肺に影があります・・・
と言われた場合、それでもタバコを吸うという人は
かなり少なくなります。
これは、好きなこと と 嫌いなこと のバランスが
変わったのです。
つまり、健康な時は
好きなこと=タバコを吸う で
好きなことを優先させたのです。
肺に影という診断で
嫌いなこと=病気になりたくない となり
嫌いなことを優先させたのです。
私たちは
「好きなこと」と「嫌いなこと」を
常に天秤にかけています。
子供の頃は、
目先の「好きなこと」を優先していても
あまり問題になることはありません。
しかし、社会人になって成功するためには、
変化する感情の先を見越すことが必要になります。
「嫌いなこと」が後々苦痛になりそうだと
判断した時は、
苦痛になりそうな問題は先にかたずけましょう。
嫌いなことをする時は、
早めにコツコツやるようにすることで
苦痛も小さく作業の質も上がります。
子供の頃の夏休みの宿題を思い浮かべてみて下さい。
好きなこと=遊ぶこと を優先
結果 夏休みの終わりに汗だくの宿題
嫌いなこと=切羽詰まってから宿題をすること を優先
結果 ゆとりで二学期へ
人の行動理由は「好きなこと」を求め、
「嫌いなこと」を避けることから始まっています。
そしてそれらは時間の経過とともに
そのバランスも変化し、どちらを重く見るかで
その人の人生を変えてゆくのです。
まわりみち
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