「考えること」を考える!
パスカルの死後に出版された手稿集「パンセー」に
「人間は考える葦である」と書かれています。
人は「考える」生き物であり、反省点を考えることで
再び立ち直り、過去の過ちを基に未来への展望を模索
する、一見、ひ弱いようで強風雨に遭っても生き残る様を
表したものとされています。
人間の存在価値は「考えること」と言えるかも知れません。
現実に我々が直面しているほとんどの問題は
「よく考えなかった」ことに起因している場合が多いのです。
政治家の質が悪いのも、我々有権者があまりよく考えないで
投票した結果であり、
晩年にお金に苦労している人は、若い頃から老後を考えずに生きて
きた結果なのです。
物事を深く考えることのできる人が成功者になれる可能性が高い
ということは事実です。
しかし、必要以上に「考えすぎる」と逆に良くない方向に進みます。
つまり、不安や取り越し苦労を助長することになり
物事を始める前にデメリットやリスクばかりがクローズアップされ、
結果あなたの可能性を封じ込めてしまうということにもなります。
なので、成功するために必要な知識を身に着ける方法を考えることと
考えすぎることで生じる不安や消極姿勢を仕切るためのボーダーライン
を把握することが大切です。
「考えること」「考えすぎないこと」
どちらもあなたが何かを始めるときに
心にとどめておかなければならない大切なことです。
まわりみち
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